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2019.02.11

旧正月行事の獅子舞、家々巡る 児童も参加 石巻・五十五人地区

消防団員や小学生らが各家庭を回り、獅子舞を披露した

 石巻市五十五人地区で9日、60年以上の歴史がある旧正月行事の獅子舞が行われた。市消防団河北地区団五十五人班員や地区の子どもたち約20人が約90軒を巡り、一年の健康と地区の安全を祈願した。

 小雪が舞う中、一行は歩いて各家庭を訪問。獅子は笛と大太鼓、小太鼓の軽快なリズムに乗り、玄関先や住居内で荒々しく舞った。あまりの迫力に泣きだす子もいた。

 獅子を迎えた農業遠藤和祥さん(62)は「毎年、家族でもてなしている。これで安心して一年を過ごせる」と笑顔で話した。

 獅子舞は五十五人地区にある広幡八幡神社の春祈祷(きとう)として、1957年から毎年行われている。昨年から、子どもたちにも地区の伝統行事に親しんでもらおうと、おはやしに小学校高学年の児童が加わった。本番前に1週間の練習を積み、体にメロディーを染み込ませた。

 大谷地小6年の佐藤夢真(ゆうま)君(12)は「難しいところもあるが楽しい。行く先々でありがとうと言ってもらえるのがうれしい」とはにかんだ。

 地区では高齢化が進み、子どもの数はピーク時の10分の1以下に減ったという。同神社の阿部正清総代長(70)は「この伝統を大切に守り、より住みやすい地域づくりにつなげていきたい」と話した。


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