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2019.02.09

石巻出身の高橋さんが8月、銀座で個展 画廊選出の1人に

高橋さん制作「果てる園」(S100号)

8月に銀座で個展を開く高橋さん

 石巻市出身の若手アーティストが8月、東京・銀座の画廊で個展を開く。高橋梨紗さん(24)=埼玉県戸田市=で、東京の会社に勤めながら、休日は絵の制作に励んでいる。美術を志す者にとって銀座での個展は一つの夢。高橋さんは現在、銀座に出品する新作に取り組んでいる。

 画廊るたん(銀座6丁目)が企画する「るたんサポート展」で、若手アーティストに発表の場を提供するとともに制作継続の支援を目的に、毎年8月に開催されている展覧会。応募作品を審査・選考した結果、今年は「描写の追求と創造性の才能を秘めている」と評価された4人の若手作家がエントリーされた。

 そのうちの一人に選ばれた高橋さんは「銀座で個展を開くのは夢だった。仕事がない日は、できるだけ制作に時間を充てている。今は我を忘れてキャンバスに向かっている」と話す。

 青やピンク色を主体にイマジネーションの赴くまま、心象風景のような世界をキャンバスに表現するのが高橋さんの作品の魅力。その才能を開花させた場所が、石巻市南中里1丁目にある美術教育研究所アトリエ・コパン。高橋さんは幼稚園の時から通った。

 主宰の新妻健悦さん(71)は「彼女が小学4年の時だった。絵に正解はない、自由に描いていいんだと突然、抽象的表現に目覚めた。銀座での個展は多くの人に見てもらう貴重な機会。大きなステップになるはず。どの方向に向かうのか楽しみ」と教え子の活躍を喜ぶ。

 るたんサポート展で、高橋さんが展示する期間は8月12日から17日まで。

 高橋さんは昨年、東京家政大家政学部造形表現学科を卒業。昨年5月には国立新美術館(六本木)で開かれた「国展」に、有望な若手作家の一人に選ばれて出展した。

<同級生展にも参加>

 高橋さんは15日から東京・東上野のギャラリー心で開かれる、東京家政大時代の同級生たちとのグループ展に参加する。

 「かせいの10人くらい展 すぐにたどり着くよ」で、卒業からちょうど1年になるのを記念して、高橋さんら同級生たちが集まって絵や写真、映像作品などを展示する。会期は19日まで。開場時間は午前11時〜午後8時。販売も行う。入場無料。連絡先はギャラリー心03(3845)5010。


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