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2019.01.23

石巻ニホンミツバチの会、27日発足 養蜂技術学び事業展開

桜の下に巣箱を置きミツバチの飼育方法を学ぶ受講者たち=昨年4月、石巻市内

 石巻地方の自然を活用した新たなビジネスを探る任意団体「石巻ニホンミツバチの会」(仮称)が27日、石巻市に発足する。4月から本格的な活動に入り、養蜂技術を習得しながら蜂蜜などの商品開発を展開し、地域活性化にもつなげたい考えだ。

 ミツバチの飼育や商品開発などの取り組みは、2017年から石巻市6次産業化・地産地消推進センターなどが支援して、セミナーや実践講座を開催。毎回、多くの受講者が集まり関心が高く、起業ができないかとの意欲的な意見もあり、活動母体となる組織の設立を探っていた。

 これまでの受講者ら7人で世話人会を設け、昨年から準備。会の具体的な方針を固めたことで、27日午前10時から石巻市北村の遊楽館で関係者を対象に説明会を開き、今後のスケジュールや事業概要などに理解を求めてもらい、発足させる。当日は記念講演もあり、石巻市在住でニホンミツバチの飼育・研究に当たる斎藤雄弥さんが「養蜂の基本および春に向けての準備」をテーマに講演する。

 活動については、組織基盤を整えた上で4月に着手する予定。会は養蜂・生産研究販売、蜜源植物栽培・生産研究販売、蜂蜜商品・ミツバチ関連商品研究販売、地域振興・活性化の各部会を設けて、事業に当たる。

 養蜂の調査や研究を進めて技術を高める一方、石巻地域でのアブラナなどの蜜源となる植物の把握、蜂蜜の採取技術の習得と関連商品の開発、販売などの事業を推進する。

 さらに東日本大震災後の地域振興、活性化も視野に入れ、養蜂場所となる耕作放棄地の活用、小学校など教育現場との連携のほか、福祉団体と共同事業の可能性も探っていく。

 民間レベルでの運営組織設立に、柔軟な発想による事業が期待できる。

 サポートを続けてきた石巻市6次産業化・地産地消推進センターの桜井一美支援員は「市民が自発的に組織運営に当たる意義は大きい。地場産業の振興に向けて息の長い活動ができるはずだ」と話す。


※関連記事
「『養蜂』産業化ステップアップ 講座終了後、研究会設立へ 石巻(2018.02.28)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/02/20180228t13010.htm


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