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2019.01.10

亥年生まれの年男年女 先生たち、新年にかける抱負

金 優貴子さん

笹原 由哲さん

阿部 昭博さん

 今年の干支(えと)は亥(い)年。正義感が強く目標に向かって突き進む、信念を持った努力家が亥年生まれの特徴という。

 石巻地方の小、中、高校で児童生徒たちの成長を願い、日々奮闘している年男・年女の先生たちに、今年の抱負を聞いた。

   ◇

■児童に達成感と笑顔を/石巻市向陽小 教諭・金 優貴子さん(23)

 登米市出身。東北福祉大子ども科学部子ども教育学科卒。石巻市内で初めての1人暮らしをしながら、石巻市向陽小2年3組の担任を務める。

 小・中学校時代にピアノや習字、そろばんや英会話など多くの習い事を経験。中学の部活はブラスバンド部、高校では合唱部に所属していた。自身の経験を生かそうと、教師の道を志した。

 「日常の中で新しいことに挑む子どもたちとともに、自分自身も成長を感じた。あっという間の1年間だった」と振り返る。

 算数が苦手だった児童が問題を解けるようになった時や、自ら司会などの役割や景品を計画したドッジボール大会を成功させた際など、児童たちのできることが増え、力になれることにやりがいを感じるという。「子どもたちの達成感や、笑顔が見られるように頑張っています」

 児童一人一人に向き合い、必要な指導をその場で行うなど、積極的に声掛けを行っている。「互いに友達の気持ちを考えられる人になってほしい。児童たちが自ら取り組み、成功するためのきっかけになりたい」と意気込みを語った。


■初心忘れず一生懸命/石巻高 教諭・笹原 由哲さん(47)

 石巻市前谷地で育った。2017年から母校・石巻高の教壇に立つ。「伝統が守られていて、母校に戻ってきたと感じますが、今は共学になったので新鮮な気持ちです」と語る。

 教員を志したのは高校時代の英語教諭の担任との出会いがきっかけ。教員になる前に英語を使った仕事をしていた話を聞き、別の一面を知ったことが印象に残った。同じ志を持ち相談に適切な助言をしてくれた同級生の存在も大きかった。

 現在、1年生の学年主任を務め、英語を指導する。「自分の意見や理由を表現できること、相手の意見を受け入れることは日本語でも英語でも大切。英語は間違えてもいいので、伝えたい気持ちを大切にしてほしい」とアドバイスする。

 これまでの経験から「思いを込めて関わった分だけ、生徒は受け取ってくれるのかなと思う」と話す。教員同士で指導方法を話し合うこともあり、より良い指導のために試行錯誤を重ねる毎日だ。

 「高校生活は短いので、いろいろな経験をし、自身を高め、鰐陵の誇りを持って社会に出てほしい」と願う。「初心に戻る気持ちで何でも一生懸命やりたい」と決意を新たにしている。


■小学校との連携準備/女川中 教頭・阿部 昭博さん(47)

 本年度、教頭として女川中に着任。初任地は女川二中(当時)で、約20年ぶりに女川へ戻ってきた。「地域の方は協力的な方が多く子どもたちも素直。それは変わっていない」と話す。

 旧牡鹿町出身。大原中時代の教員が熱心で、「自分も勉強だけではなく、いろいろなことを教えてみたい」と、教職に就いた。石巻高、東北学院大へ進学し、他の職業に就くことも考えたが「教員になりたい」という気持ちを貫いた。

 専門は社会科。生徒には「何事に対しても熱く、でも冷静に取り組もう」という信条で向き合ってきた。これまで赴任した各校でさまざまな経験を積んだ。石巻市門脇中では個性的な教員が多く、学級づくりや道徳を学んだ。その後、県教育研修センター(当時)、宮城教育大教職大学院にそれぞれ1年間通い、人と出会い、新たな発見を得た。

 女川中では、かつて担任した生徒が保護者として携わっていたり、教員として教壇に立っていたりする。生徒には「努力を忘れず、人の痛みが分かる人になってほしい」と願う。

 2020年度は女川小・中一貫校が開校する。「女川小と連携を忘れず準備をしたい」と語る。


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