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2019.01.08

孤独死防止 動画「ひとりじゃない」、登米で初上映 19日

「多くの人に見てほしい」。PRポスターを手にする原作者の川谷さん

 石巻の1人暮らしの男性が主人公のPR動画「ひとりじゃない」(40分)が完成し、19日、登米市豊里公民会で初上映される。

 東日本大震災後、石巻市などで被災地支援に奮闘してきた元大阪府立高事務長で、現在登米市の集落支援員を務める川谷清一さん(62)が、孤独死防止を啓発するため、原作を書いた。石巻市南浜町や開成の診療所など石巻の風景が登場する。「お年寄りだけでなく、働き盛りもあり得る。孤独死を防ぎたい」と願う川谷さん。希望に応じて、石巻地方でも無料上映したいという。

 動画(脚本、演出、監督・鐘江稔さん)は、津波で家族を失い、石巻市の沿岸部から登米市に移住した1人暮らしの男性が主人公。社会から孤立し生きる意味を見いだせずにいた時、自転車で旅行中の若い女性と知り合い、亡くなった娘と同じ年の彼女との触れ合いを通して前を向いて生きていこうとする姿を描いた。

 川谷さんは、仮設住宅や復興住宅での経験を生かし原作を書き上げた。映像化には、大阪時代の仲間が賛同し、稲森誠さんや小林涼子さんらプロの俳優たちがノーギャラで出演。歌手さとう宗幸さんも診療所の医師役で友情出演している。

 川谷さんは「影像カメラマンや録音技師もボランティアで制作に関わってくれた。地域住民もエキストラ出演するなど町が総力を上げて作り上げた作品。孤独死は被災地、過疎・高齢化が進む地方だけでなく、都会でも起こりうる社会問題。孤立、孤独死がなくなる温かい世の中になることを願いたい。ぜひ、1人でも多くの人に見てほしい」と話している。

 上映希望の連絡先は、豊里コミュニティ推進協議会「ひとりじゃない」制作委員会(豊里公民館)0225(76)2237。


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