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2018.11.08

伝統芸能守ります 児童生徒、地域へ感謝の気持ち込め披露 石巻

獅子風流を披露し、地域住民の労をねぎらう児童たち

田代島伝統の獅子舞を披露する生徒たち

■東浜小「獅子風流披露」

 石巻市東浜小の全校児童14人が1日、福貴浦、鹿立浜、狐崎浜、牧浜の4カ所にあるカキ共同処理場を回り、伝統芸能の「獅子風流」を披露した。

 各浜では、代表児童が「感謝の気持ちのほか、カキの豊漁や地域の皆さまの労をねぎらうこと、健康・安全、伝統を絶やさないという五つの願いを込めています」とあいさつした。

 青い法被に身を包んだ児童たちの口上や演奏に合わせて獅子が登場。躍動する獅子の姿に、地区住民は目を細めて見入っていた。

 狐崎浜の漁業平塚宗助さん(82)は「孫や児童たちの成長ぶりを見られる機会。毎年心待ちにしている」と話した。

 6年の阿部颯悟さん(12)と古内志穏さん(12)は「地域の皆さんへの感謝の気持ちを込めた。今後も五つの願いを忘れずに、伝統を引き継いでいってほしい」と期待した。


■石巻中「田代島獅子舞」

 石巻市田代島に代々伝わる「田代島獅子舞」がこのほど、石巻中(生徒301人)の文化祭「群鴎祭」で披露された。

 披露したのは、生徒の有志13人。息の合った太鼓やおはやしの演奏に合わせ、女子生徒が獅子の上にまたがったり、獅子役の生徒が肩車で獅子が天に昇る様子を表現するなど、迫力ある舞を見せた。

 3年の鈴木優奈さん(15)は「今回初めて参加し、毎日練習を重ねてきた。後輩たちには自分たちがやってきたこと以上の成果を挙げてほしい」と期待した。

 田代島獅子舞保存会の尾形勝寿会長(73)は「子どもたちには伝統を絶やさず、継続してもらえることを期待している。これからも元気なうちは指導を続けたい」と語った。

 2月に東京から田代島に移住した、飲食業武市啓奨さん(24)は「以前、映像で見たことはあったが、実際に目にするのは初めて。獅子舞の魅力を広めていってほしい」と話した。

 文化祭での演舞は1997年から行っているが、東日本大震災の津波で道具が流されるなどしたため、一時中断していたが、2013年に再開した。


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