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2018.11.07

津波防災、減災学ぶ 諸島諸国の女性35人が石巻市訪問

仮設住宅の室内を見学する参加者ら

 5日の「世界津波の日」を前に、太平洋とインド洋の諸島国の女性が「津波災害と女性のリーダーシップ」について学ぶ研修会が1日、石巻市であった。東日本大震災の教訓や復興の取り組みを通じ、女性の視点を取り入れた防災や減災の重要性を確認した。

 国連訓練調査研究所(UNITAR)広島事務所が主催した。クック諸島やソロモン諸島など計18カ国の政府関係者や市民団体職員の女性35人が参加した。

 同市大橋の仮設住宅団地の集会所で、震災時に市防災対策課長を務めた危機対策課の木村伸事業推進官が、避難所運営の様子などを説明。備蓄品に生理用品がなかったり、仮設トイレを男女別にする必要性を痛感したりしたことを振り返り「女性が中心にならないと、長期の避難所運営には支障を来す」と指摘した。

 トンガ王国の国家公務員ラビニア・クララ・ラトゥさん(45)は「トンガも避難所運営の中心は男性で、女性や妊婦、子どもへの配慮に欠けると思う。帰国し意思決定の場に女性が入れるような仕組みづくりを進めたい」と話した。

 一行は仮設住宅の室内を見学したり、旧大川小校舎や雄勝地区なども訪れた。

 研修会は2016年に始まり、開催は3回目。


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