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2018.10.31

石巻圏・新百景(9) 雄勝中心部(石巻市)

雄勝湾沿いに整備が進む防潮堤。大型車両が行き交い、工事が進む。手前左の盛り土部分が観光物産交流施設などが建設される拠点エリアとなる

<硯の町復活へ>

 石巻市雄勝町の中心部は「硯(すずり)の町」の復活に向け、高さ9.7メートルの巨大防潮堤の整備が進められている。

 市は防潮堤の背後地約3.4ヘクタールに盛り土をし、集客性の高い施設を集めた「拠点エリア」を整備。

 17日には、最初に建つ観光物産交流施設の安全祈願祭があった。「人口減が進む雄勝の交流人口が増えてほしい」。参加者は復興の先にある、地域の将来像を思い描いた。

 拠点エリアの高台側には防災集団移転団地が整備された。市雄勝総合支所や消防署などの建設が進んでおり、雄勝地区の公共施設がこの一帯に集約されることになる。

 東日本大震災の津波で一度は地域の色彩が失われた雄勝地区。地区の中心部の土色の景色は今後、少しずつ彩りが添えられていく。公共施設には特産の雄勝スレートが使われる予定も。

 硯の町の復活に向けた歩みは、これから加速する。

【メモ】
 観光物産交流施設(約1400平方メートル)は来年9月の完成が見込まれ、近くにある仮設商店街「おがつ店こ屋街」などから12のテナントが入る予定。拠点エリアには2020年1月に完成予定の雄勝硯伝承産業会館(約1700平方メートル)や体育館、艇庫も建設される。


※石巻圏・新百景(8) 湊地区(石巻市)
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/10/20181024t13008.htm


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