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2018.10.12

汚染廃・試験焼却第1クール、管理基準下回る 固化灰搬出 石巻市

クレーンを使って次々に運び込まれる大型土のう袋に入った固化灰

 東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物(稲わら)を巡り、石巻市は11日、石巻広域クリーンセンターで試験焼却後に排出された固化灰の河南一般廃棄物最終処分場への搬出を始めた。

 8日まで、市は試験焼却の第1クールを実施。測定の結果、固化灰は1キログラム当たり124〜237ベクレルで、管理基準(400ベクレル)を下回った。クリーンセンターと上釜会館の空間線量も最大で1時間当たり0.066マイクロシーベルトで、基準値(0.23マイクロシーベルト)を下回った。

 市は「数値も問題なく安全だ」(廃棄物対策課)と判断し搬入。放射能汚染廃棄物処分を考える河南の会や地域住民ら20人が見守る中、午前10時前、大型土のう袋に入れられた固化灰を積んだダンプカーが処分場に到着した。大型土のう袋は4個あり、クレーンで次々に放射性物質を吸着させるゼオライトと砂が敷かれた南西部に置かれた。

 初日は午前4トン、午後4トンの計8トンを搬入。12、15の両日も実施し、3日間で計39トンを運ぶ。一定程度たまった後に、水を通さない混合砂などで埋め立てる。

 河南の会共同代表の遠藤卓さん(78)は「焼却灰を埋めるのは反対していたのに強引に進めた」と怒りをあらわにしていた。


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「汚染稲わら 石巻市が試験焼却開始、8日まで 検証結果17日公表(2018.10.04)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/10/20181004t13014.htm


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