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2018.09.14

石巻地方・はつらつシルバー世代2018(1) 清掃にやりがい

せっせと除草作業に励む土谷さん

 9月は「敬老月間」。石巻圏の高齢化率は既に30%を超え、3人に1人は65歳以上という時代を迎えている。福祉の充実が叫ばれる一方、「まだまだ若い人には負けない」と意気盛んな高齢者も多い。

 現役として仕事に励み、趣味やスポーツ、地域貢献、健康づくりといったさまざまな場面で奮闘し、輝きを増すシルバー世代の姿を紹介する(10回続き)

   ◇

■土谷八重子さん(84)=石巻市前谷地=

 石巻市須江の市道。暑い日差しの下、したたり落ちる大粒の汗をぬぐいながら小さな鎌を手に、仲間たちとせっせと除草作業に励んでいたのは、土谷さん。

 石巻市シルバー人材センターに登録して15年。ベテランの一人だ。業務は、道路沿いや畑の除草作業をはじめ、寺の掃除など。作業は週2日ほどで、労働時間は1日6時間。弁当持参で早朝から午後3時すぎまで汗を流す。夏場は熱中症にならないよう休憩と水分を十分取りながら、体調管理をしっかりして臨んできた。

 「顔見知りの皆さんとおしゃべりしながら、楽しく仕事をさせてもらっています。夏場の除草作業は暑さとの闘いでもあり、大変なこともありますが、地域貢献できていることを考えればやりがいも感じています」と笑顔を見せる。

 仕事場では、仲間たちが「教えられることも多く、土谷さんを見習っています」と口をそろえる。年齢を感じさせず、常にテキパキとした動きを見せ、お手本的存在になっている。

 「家に閉じこもることなく、外に出て仲間と会話することは大事であり、ぼけ防止や健康管理上も大切だと思っています」

 「趣味は仕事。日々の生活の中で楽しみにしているのも仕事」と、真面目な性格をのぞかせる。そんな土谷さんだからこそ“指名”もあり、1人暮らしの家庭などから年末の清掃(窓ふき)の仕事が毎年のように舞い込んでくる。

 「仕事をさせてもらっていることに感謝し、動ける限りこれからも働けることに喜びと生きがいを感じながら、けがのないように楽しんでいきたいと思っています」

 今後も、シルバー人材センターの会員として「現役」を続けていくことにしている。


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