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2018.07.11

海開き、石巻地方21日 渡波は震災後初 網地白浜と月浜は14日

東日本大震災後初めて開設される渡波海水浴場

 石巻地方は今季、計4カ所の海水浴場が開設される。石巻市の渡波は東日本大震災後初めての海開きとなり、本格再開する同市北上町の白浜とともに21日オープンする。同市網地島の網地白浜と、東松島市宮戸の月浜は一足早く、14日に営業を始める。

 8年ぶりに開かれる渡波の利用期間は8月12日まで。津波で全壊した海岸堤防や関係施設の復旧工事が進み、6月に堤防が完成した。海岸の砂が流失したため、海水浴場は西側の石巻漁港寄りに移した。砂浜は幅150メートル、奥行き100メートル。無料のシャワーやトイレを設置する。防潮堤の背後地に県が整備した「長浜緑地」に駐車可能で、臨時を含め約100台を収容できる。震災前の2010年の入り込み客数は7783人(24日間)。

 13年から地元有志が土日限定で開設した白浜は、8月19日までのフルシーズン利用できる。全壊した防潮堤がほぼ復旧し、市がトイレやシャワー、170台分の無料駐車場を整備。市営で運営する。震災前の10年の入り込み客数は1万681人(31日間)。昨年は4日間で1300人が訪れた。

 13年に再開した網地白浜は、オープン前日の13日に海開き式を行う。昨年は9915人(37日間)の利用があった。

 月浜は、海開き当日の14日に安全祈願祭を開く。本格再開した16年には3万4425人(36日間)が訪れた。

 震災前、石巻地方には12の海水浴場があった。石巻市雄勝地区の荒浜は19年に再開予定。牡鹿地区の十八成(くぐなり)浜は20年の海開きを目指し、市が砂浜再生事業に取り組んでいる。田代島の田代ポケットビーチは、廃止された。

 東松島市の野蒜、大浜、室浜、蛤浜は再開未定。女川町の夏浜は今季は開設しない。

 県が6月に発表した水質検査結果によると、石巻地方の4海水浴場はいずれも環境省の基準を満たした。網地白浜は5段階評価で最高のAA。白浜、渡波、東松島市の月浜はBだった。いずれも放射性物質は検出されなかった。


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