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2018.07.11

中小企業家同友会石巻支部会員、全国総会で学ぶ 仙台で24年ぶり

 中小企業家同友会全国協議会(東京都千代田区)の第50回定時総会in宮城が5、6の両日、仙台市青葉区のホテルで開かれた。石巻地方からは、県中小企業家同友会石巻支部加盟企業の社長ら10人ほど参加。全体会や分科会などを通して、中小企業の進むべき最善の道について学ぶなど、実りの多い総会になった。

 県内で24年ぶりの開催となった今回は、「日本と地域の未来を拓(ひら)こう」をテーマに開かれ、全国から約1300人の中小企業経営者らが出席した。

 16の分科会では、大学教授や有識者、中小企業経営者らが「いま情勢は中小企業に追い風か逆風か?」「労使の自主的・自律的な『働き方改革』」などをテーマに意見を述べた。

 大学教授らは、景況調査(DOR)のデータや経済指標、「働く環境づくりのガイドライン」などを紹介しながら、それぞれの会社が抱える課題解消に向けて助言した。

 「人を生かす経営」がテーマの第6分科会では、「第6回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」で厚生労働大臣賞に輝いたエイチ・エス・エー(神奈川県)の田中勉社長が、「働く人が主役の会社をめざして!」の演題で報告した。

 グループ討論にも参加し活発に意見を交わした前石巻支部長の櫻井建設(東松島市牛網)の桜井一義社長(58)は「一番印象に残ったのは顧客第一主義ではなく、社員第一主義という会社の理念。社員を大切にすることで業績アップにつながったという言葉は共感した」と話した。桜井社長は、東松島市工務店協同組合の理事長も務めており、「機会があれば同業者の仲間たちにも分科会で学んだことを伝えたい」と述べた。

 同市牛網で多品目の野菜を栽培する農業生産法人「よつばファーム」(同)の熱海光太郎社長(44)は「すごく勉強になった。うちの会社も障害者施設とつながっている。会社は社会の縮図という言葉にも実感した」と語った。


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