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2018.07.10

人型ロボットやiPad活用し災害対応理解深める 山下中、石巻工高で体験学習

高校生にプログラミングを教わる山下中の生徒たち

 石巻市山下中(生徒223人)は5日、人型ロボットやiPadを活用して防災について学ぶ「体験型学習会」を石巻工高で開いた。1年生76人が、土木システム科の3年生10人から石巻地方が水害が多い理由や災害時の望ましい対応の在り方を教えてもらった。

 司会を務めた3年の渡辺太陽さん(17)は「石巻は冠水が多い地域。山下中の標高は200メートル。市内には海より標高が低い場所が多数ある」と説明し、災害時には急いで高台に避難するよう助言した。

 人型ロボット「ペッパー」を用いたプログラミングも体験。「逃げろ」「津波が来るぞ」といった言葉をしゃべらせたほか、身ぶり手ぶりで、避難指示を受けるなどして興味深く避難法を学んだ。

 iPadを使用して、高校の敷地内や北上運河付近を散策し、標高の違いを計測した。アプリを用いて東日本大震災が発生した当時、どの程度の高さまで津波が到達したかも観察。中学生たちは、到達地点の高さに驚きの声を上げていた。

 川村淑乃(よしの)さん(12)は「石巻工高との体験学習は貞山小の時も行っていたので、楽しみにしていた。防災について改めて学ぶことができました」と笑顔で話した。

 講師役の3年韮沢陽人(にらさわはると)さん(17)は「教えることは難しかった。中学生には、災害が起こったときに素早く避難することや、適切に対処ができるようになってほしい」と期待していた。

 体験会は、ソフトバンクグループと石巻専修大によるPepper社会貢献プログラムの一環。


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