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2018.06.26

第4回いしのまき復興マラソン 市民の声援に、地元勢活躍

勢いよくスタートを切るハーフマラソンの参加者たち

旗を振り選手たちを激励する住民たち

無料のわかめうどんを受け取る参加者(右)

 東日本大震災からの復興と支援への感謝を発信する第4回いしのまき復興マラソン(石巻市、市体育協会、河北新報社など主催、三陸河北新報社など後援)が24日、石巻市総合運動公園発着のコースで行われた。

 出場者は沿道の声援を受け、復興を願いながら初夏の石巻路を駆け抜けた。

 ハーフマラソン男子は石巻RCの大橋真弥さん(24)が1時間8分22秒で3連覇、女子は石巻専修大4年の千葉悠里奈さん(21)が1時間24分39秒で初優勝した。

 コースは水沼地区で折り返すハーフのほか、10キロ、5キロ、3キロ、2キロの五つ。性別や年齢別の18種目に、幼児から80代まで約1800人が出場した。32都道府県のほか、石巻市と友好都市を結ぶ中国温州市からも15人が駆け付けた。

 開会式では、石巻市の亀山紘市長が「市民も歓迎している。選手同士の交流を深め、思い出に残る大会になることを祈念している」とあいさつ。ゲストランナーの谷川真理さんは「石巻はまだまだ復興途中。ずっと見守って応援してほしい」と出場者に呼び掛けた。

 旧国立競技場から貸与されている聖火台に、谷川さんとハーフマラソン女子出場者最高齢の中野陽子さん(82)=東京都=が火をともし、開会を祝った。

 仙台管区気象台によると、最高気温は7月中旬並みの24.9度とランナーにはハードなコンディションだったが、家族や仲間たちの応援に応えながらゴールを目指した。タイガーマスクやカメラのかぶり物をするなど仮装し、沿道を沸かせるランナーもいた。

 各種目の優勝者には、石巻市内4地区で栽培したオリーブの枝葉で作った冠が贈られた。

<地域住民、おもてなし>

 スタート・ゴール地点となった南境の市総合運動公園の会場や、コースの沿道には地域住民らが陣取り、選手たちにエールを送った。会場内では飲食ブースが設けられ、選手たちは地場産品などに舌鼓を打ち、レースの疲れを癒やした。

 市総合運動公園前の沿道では、同市美園町内会の有志が「頑張れー!!復興支援に感謝」と書いた横断幕を掲げ、旗を振って選手たちに声援を送った。町内会の阿部稲雄会長(69)は「美園地区は8割以上が震災後に移ってきた世帯。全国からたくさんの支援を受けたので、お礼をしたいと思い集まった」と話した。

 会場には「わかめうどん」の無料配布所が設置され、1800食のうどんが用意された。レースを終えた選手たちは続々と足を運んだ。わかめうどんを提供した市観光協会の阿部勝浩さん(49)は「レース後の選手に配布することを考えて、冷やしで用意した。十三浜産のワカメを使ったうどんを味わってもらい、疲れを癒やしてほしい」と語った。

 昨年も参加したという仙台市の会社員・則武浩司さん(49)は「おもてなしがあるのは、大会に参加する上での楽しみ。(わかめうどんは)のどごしがよく、走り終えた体にはちょうどいい」と満足した様子だった。

 会場では、このほか焼きホヤや石巻焼きそば、かき氷なども販売された。


※関連記事
「第4回いしのまき復興マラソン・各部優勝者の声(2018.06.26)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/06/20180626t13002.htm
「いしのまき復興マラソン開幕 初日、ウオーキングの部に200人(2018.06.24)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/06/20180624t13001.htm


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