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2018.05.31

「復興の森」歩き、防災確認 宮野森小児童が参加者誘導 東松島

森を歩いて交流を深める参加者たち

 東松島市野蒜ケ丘で30日、防災イベント「はてぃ・はてぃ・じゃらん」が開かれた。地元住民ら約30人が宮野森小の4年生15人とウオーキングを楽しみ、地域の環境に理解を深めながら、災害への備えについて意識を高めた。一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)と野蒜まちづくり協議会が共催。

 参加者は、市と一般財団法人C・W・ニコル・アファンの森財団(長野県)が整備する「復興の森」を、約1時間かけて歩いた。授業や避難訓練で森を訪れている児童たちが参加者を誘導し、足場の悪い場所に注意を呼び掛けたり、捕まえた虫を見せたりしながら交流した。

 野蒜まちづくり協議会副会長の山縣嘉恵さん(50)が、インドネシア・スマトラ沖地震の被災地バンダアチェ市で歌われている津波への注意を呼び掛ける歌を紹介。全員で、山縣さんがアレンジした日本語の歌詞で合唱した。奥山千絢さん(9)は「地域の人と森を歩いたのは初めてで楽しかった。津波の歌は避難の大切さがよく分かった」と話した。

 オリエンテーションでは、避難所を示す標識の見方や、多言語での高台避難の呼び掛け方、災害時の食事作りなどを学んだ。同市新東名の無職後藤照子さん(74)は「みんなでおにぎりを作り、震災直後を思い出した。備えの必要性を再認識した」と語った。

 イベントは、HOPEのバンダアチェ市との相互復興プロジェクトの一環。「はてぃ・はてぃ・じゃらん」はインドネシア語で「気を付けて行く」という意味がある。楽しく地域を歩き、助け合いの関係を築きながら、防災意識を高めようと開催し、今回で3回目。


※関連記事
「スマトラ沖地震・被災地バンダアチェ 市長ら、東松島を視察(2018.04.10)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/04/20180410t13013.htm


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