NEWS 石巻かほく

このエントリーをはてなブックマークに追加
2018.05.16

観光客30%増加 2017年・東松島

 東松島市の2017年の観光客入り込み数は、前年比15万9277人(30.1%)増の68万7147人に上り、東日本大震災前の10年に記録した112万人の6割まで回復したことが、市のまとめで分かった。

 市は「7年ぶりに復活した航空自衛隊松島基地の航空祭や宮戸地区復興再生多目的施設セルコホームあおみなのオープン、県松島自然の家の再開などに加え、さまざまなイベントを開催したことで誘客効果につながった」と分析している。

 市の入り込み数は10年の112万3233人をピークに減少。14年には36万5540人まで落ち込んだが、その後増え続け、16年には52万7870人、17年は68万人を突破した。

 要因は8月27日の航空祭。全国から4万3000人が訪れ、おととしの航空祭の規模を縮小する形で1万人を招待した「復興感謝イベント」より3万3000人増え、東松島の魅力を全国に発信した。

 26日の東松島夏まつりも2000人増えた。このほか、6月にメイン施設の野外活動フィールドがオープンした県松島自然の家は5748人、奥松島縄文村歴史資料館は1372人、嵯峨渓遊覧船は674人とそれぞれアップした。

 新規施設の完成やイベントも大きな後押しとなった。5月にオープンしたセルコホームあおみなの来場者は4万5000人を超え、震災復興伝承館の5万6000人に次ぐ人気を集めた。第5回観光と物産のPR会とかきまつり(12月3日・野蒜市民センター駐車場)は8000人、第5回PR会と肉フェスティバル(7月15日・矢本東市民センター)は5700人が訪れた。

 一方、天候不順などの影響で不振だったのが月浜海水浴場で前年より3万848人、奥松島観光ガイドの利用者も2523人減少した。

 東松島市は14年に観光ビジョン(15〜24年度)を策定。19年度に観光客70万人、最終年度には110万人を目標にしている。

 市商工観光課は「今年10月には宮城オルレ奥松島コースの開設をはじめ、今後は矢本海浜緑地の再開など誘客に向けた環境整備が進む」と説明し、観光復興に注力する方針だ。


スポンサーリンク

ページの先頭に戻る