NEWS 石巻かほく

このエントリーをはてなブックマークに追加
2018.05.15

古里の今、子ども目線で 小中高生が「まきトーーーク」 石巻

石巻について意見を交わす子どもたち

 子どもの目線で古里を語ろうという「まきトーーーク」が6日、石巻市立町1丁目の市子どもセンター「らいつ」で開かれた。利用する小中高生でつくる「子どもまちづくりクラブ」のメンバー13人と一般参加の20人の計33人が参加。子どもたちは東日本大震災からの復興に向けたまちづくりが進められる中、「石巻の今」について多様な考え方を共有した。

 イベントは子どもセンターが主催し、次代や地域を担う児童生徒が石巻を考えるきっかけにしてもらおうという狙い。

 子どもたちは六つのグループに分かれ、石巻の良い点や困っている点について率直に話し合った。「みんな笑顔で明るい」「海産物がおいしい」「自然が多い」「川開きがある」「街並みがきれい」といった意見が出たのに対し、「気軽に遊べる場所が少ない」「公園が少ない」「蛇田や向陽町に公園が多過ぎる」「電車の本数が少ない」「川開き後のごみが多い」などの意見もあった。復興の進み具合に関しても意見が分かれた。

 この後、石巻に対する良い点や困っている点について、2〜6人のチームごとに寸劇や漫才といった形式で自由に披露。MVPならぬMIP(Most Ishinomaki People)を目指して、競い合った。

 女子3人で「石巻あるある」を言いつつ卍ポーズを決めるネタを発表し、初代MIPを獲得した市桜坂高1年の渋川千里(ちさと)さん(15)は「子どもセンターのイベントに参加したのは初めて。石巻について小中学生と話す機会は少ないので、貴重な経験になった」と笑顔で話した。

 荒木裕美館長は「意見交換会は子どもたちの活動の活力になるので、年に1度の頻度で行いたい」と語った。

 子どもまちづくりクラブは2011年7月に発足。小学5年生以上が参加し、石巻のためのイベントを企画、実施している。これまでに魚と触れ合う機会を増やすための水産イベントを開催し、魚を用いたレシピを開発。観光客向けの歴史MAPの作製や川開き祭りのごみ対策として「ごみステーション」の設置にも取り組んだ。


※関連記事
「石巻・子どもセンターで水産研修 成果発表や魚料理に挑戦(2018.02.22)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/02/20180222t13007.htm


スポンサーリンク

ページの先頭に戻る