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2018.05.15

子どもたち、内モンゴルと石巻つなぐ コンサートで交流

躍動感あふれる迫力満点のダンスを披露する小鹿芸術団のメンバー

 石巻市内の有志らで組織する「石巻内モンゴル友好協会」主催の「内モンゴルと石巻・子どもたちがつなぐ平和コンサート」が12日、同市北村の遊楽館かなんホールで昼・夜の2回にわたって開かれた。

 須江小と2005年に姉妹校になった中国・内モンゴル鄂温克旗(エベンキ)第一実験小の6〜12歳で構成する小鹿(シャオルー)芸術団や、友好協会の理事を務める仙台市在住の民族歌手イリナさん、馬頭琴のウルグンさんらが出演。ダンス、歌、演奏のバラエティーに富んだ圧巻のステージで、約500人の観客を魅了した。

 昼の部に約280人が集まる中、民族衣装に身を包んだ小鹿芸術団が登場。男子児童は太鼓を手に、独特の掛け声に合わせ躍動感あふれる迫力満点のダンスを披露。女子児童のかわいいしぐさも人気を集めた。

 内モンゴルの子どもたちのために二つの幼稚園と二つの小学校を建設したイリナさんは、「母を思う歌」など美しい高音を会場いっぱいに響かせ、大きな拍手が送られた。

 ウルグンさんは、日本を代表するシンセサイザーの海老原真二さん、ギターの千代正行さんと共演し、「恩」や「もののけ姫」などを演奏。馬頭琴との見事なハーモニーで観客の心をつかんだ。

 須江小6年生32人による須江獅子舞の披露もあり、コンサートの盛り上げに一役買った。

 三浦義介会長は「内モンゴルの子どもたちと石巻の子どもたちが架け橋となって、戦争のない世界になればと思う。コンサートは今後も続けていくつもり」と話していた。

 須江小と内モンゴルの交流は、須江に首藤動物病院を開業していた首藤健二郎さんと、満州国(中国北東部)の一部だった現在の内モンゴル自治区北東部で教師として日本語を教えていた妻のユキさん=ともに故人=による、教え子の子どもたちへの支援活動がきっかけ。

 協会は、コンサートなどの活動を通してこれまで以上に、教育文化を含めた親善と交流を深める考えだ。


※関連記事
「内モンゴルを知ろう 石巻・須江小で特別授業 友好協会が協力(2018.01.20)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/01/20180120t13010.htm


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