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2018.05.15

県漁協、与信枠超過取引問題で引責 代表理事と専務辞任へ

 県漁協(石巻市開成)の40代男性職員が不適切な取引などで3億円を超える損害を与えた問題で、事務方トップの小野秀悦代表理事(66)とナンバー2の阿部誠専務理事(62)が、責任を取って辞任することになった。2人は、6月29日に市河北総合センターで開かれる2018年度通常総代会まで務める。

 後任は、総代会終了後の経営管理委員会で正式に決定する見込み。

 2人は昨年7月1日付で、専務理事から代表理事、事業部担当理事から専務理事に就任し、任期を2年残しての辞任になる。小野代表理事は不祥事発覚後に「チェック機能が全く働かなかった。役員の責任は重い」と強調。事務方トップであった自身の責任については辞任を示唆していた。

 県漁協は4月から再発防止策として、発端となった与信業務を管理する経営統括部を新設する一方、上司ら5人は10日間の出勤禁止、戒告などの処分を下した。

 県漁協のトップ組織である経営管理委員会の丹野一雄会長ら12人の委員も事態を重くみて、4月から3カ月間、大幅な給与カットを続けている。

 小野代表理事は「二度とこのような事がないよう、組織改革を含めた再発防止に向けて徹底的に取り組み、組合員の信頼回復に努めてほしい」と話している。

 40代男性職員は、16年6月から昨年11月まで塩釜市の水産加工会社に対し与信枠を超える原料販売を不正に行うなどして県漁協に3億1500万円の損害を与え、3月20日付で諭旨退職の懲戒処分となっている。


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「不正販売で損害3億円 県漁協、職員を処分 与信枠を超え取引(2018.04.11)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/04/20180411t13022.htm


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