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2018.05.15

<大川小訴訟> 原告団、付帯上告せず

 石巻市大川小津波訴訟で、事前防災の不備を認めた仙台高裁判決を不服として市と県が上告したことを受けて、原告団は13日、石巻市河北総合センターで会議を開いた。遺族や関係者約25人が参加し、今後の対応を協議した。

 斎藤雅弘弁護士は「上告が認められるのは基本的に憲法違反に限られる。高裁判決の内容で憲法違反の部分はなく、上告が認められる理由は皆無だ」と強調。「高裁は簡単に崩されない判決を出している。自信を持って『正しい』と言える」と述べた。

 2011年6月の保護者説明会で亀山紘市長が多くの犠牲者が出たことに関連し「自然災害の宿命」と発言したことについて、遺族らの心情に対する配慮義務違反との主張は高裁で認められなかった。会議では、付帯上告するか協議し、現時点では行わない方針を決めた。

 3年生だった長女未捺(みな)さん=当時(9)=が犠牲となった只野英昭さん(47)は、今後の活動について「シンポジウムや語り部などを通して、学校防災の礎となる高裁判決を今後の防災につなげたい」と話した。


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「<大川小訴訟> 石巻市と県が上告 組織的過失の判決不服(2018.05.11)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/05/20180511t13009.htm


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