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2018.04.13

サイクルツーリズム始動 石巻市、石巻圏観光推進機構と連携

自転車の「貸し出しステーション」がいしのまき元気いちばに設けられた。14日にレンタルが開始される

 石巻市は本年度、東日本大震災で被災した石巻、東松島、女川3市町の広域観光振興に取り組む観光地域づくり推進法人(日本版DMO)「石巻圏観光推進機構」と連携し、自転車を使った観光「サイクルツーリズム」に力を入れて誘客を目指す。12日、亀山紘市長が定例記者会見で明らかにした。

 サイクル人気と風光明媚(めいび)なスポットを融合させて、交流人口の拡大につなげる。

 復興支援を目的とする自転車イベント「ツール・ド・東北」のコースを活用し、7コースを独自に設定。案内標識や休息ポイントの整備を進める。JRの石巻駅、女川駅、野蒜駅を発着点に、各コースで北上川、牡鹿半島、奥松島などの景観を楽しめる。

 初心者コースとして設定した石巻駅〜女川駅は、国道398号を走る最短の16.2キロ。上級者コースに位置付けた女川駅を発着点とする牡鹿半島周回コースは、主要地方道石巻鮎川線を通る最長の78.7キロで、御番所公園からの眺めを堪能できる。

 市は3月、案内板を釣石神社や神割崎などがコースになっている北上地区に14基、半島周回コースの牡鹿地区に12基、設置した。

 ライダーが給水や休憩などができる「サイクルステーション」をコース周辺のレストランや食堂、温泉などに設ける。のぼりで示し、自転車を立てるスタンドや空気入れなどのメンテナンス工具も用意する。

 スポーツタイプの自転車の有料レンタルも行う。購入には自転車イベントの収益などを積み立てた「ツール・ド・東北基金」を活用した。料金は1日3000円で、2000円を追加すれば貸し出しステーションに乗り捨ても可能。ステーションは市内のサン・ファン・バウティスタパーク、いしのまき元気いちば、北上観光物産交流センターに設けた。東松島市、女川町にもある。

 サイクルマップを1万1000部作製し、高低差を含んだコース、見どころ、貸し出しステーション、宿泊施設などを盛り込んだ。県内のサイクルショップや東京・池袋にある県のアンテナショップに置いてもらい、PRする。

 亀山市長は「震災後、地域が縮小している。自然景観が素晴らしい地域に観光客に来てほしい。地場産品の提供などのおもてなしもしたい」と話した。


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「石巻圏DMO、来月3日設立 2020年度までに誘客430万人目標(2017.03.30)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/03/20170330t13014.htm


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