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2018.03.13

鯨缶詰デザインコンテスト 牡鹿中4人のラベル採用

デザイン案が採用された(右から)平塚さん、米倉さん、遠藤さん、佐々木さん

 「第2回鯨缶詰デザインコンテスト」(金華山牡鹿半島復興グループ主催)が先日あり、石巻市牡鹿中(生徒37人)の生徒4人のデザイン案が、外房捕鯨(本社千葉県南房総市)鮎川事業所の人気商品「鯨大和煮」に採用されることになった。

 今月末から地元の仮設商店街「おしかのれん街」アンテナショップで販売される。

 採用されたのは、1年・平塚香里奈さん(13)と米倉凜さん(13)、3年・遠藤舞華さん(15)と佐々木優菜さん(15)のデザイン。

 平塚さんは「このおいしさ かみしめて」の文中に「おしか」の3文字を入れた。カラフルな配色の鯨でかわいらしく仕上げ、子どもから大人まで幅広い世代に受け入れやすくした。

 米倉さんは、目立つように鯨を中央に配置した。バックには虹と紙飛行機を描き、復興に向かって進む牡鹿を表現。さらに「うんめえ鯨缶 食べてみらいん」と方言を使うことで親しみやすさを重視した。

 遠藤さんは、シンプルにまとめた大人っぽいデザインに。鯨の尻尾や英語表記「whale」を入れたことで、外国人にも分かりやすいように工夫した。

 佐々木さんは、大海原で悠々と泳ぐ鯨を描いた。水彩を使い、色を重ね合わせることで幻想的な世界観に。ラベルとしては珍しい斬新なデザインだ。

 7日、牡鹿稲井商工会で表彰式が行われ、斎藤富嗣会長が受賞生徒一人一人に表彰状とデザインされた缶詰などを贈った。4人は「自分のデザインが選ばれてうれしい。牡鹿の鯨のおいしさを知ってもらえる懸け橋になれれば」などと喜びを話した。

 缶詰は1個(140グラム)500円(税込み)。繊維が大きいツチクジラの赤身肉を使用している。しょうゆ味で食べやすい味付け。アンテナショップのほか、外房捕鯨のホームページでも販売する。

 牡鹿中は本年度から3カ年、市の協働教育推進事業の指定を受けており、地域の教育力を生かした学びを実践してきた。デザインの考案も協働教育の一環で、全生徒が美術の時間に取り組んだ。

 コンテストの開催は2012年度以来で、前回も牡鹿中生のデザインが採用されている。


※関連記事
「古里の誇り、捕鯨文化学ぶ 『適切な利用大事』 石巻・牡鹿中(2017.11.21)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/11/20171121t13011.htm


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