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2018.02.18

米軍医が撮った1951、石巻地方<6> 石巻小の遊動円木

 旧石巻市役所前の通りに面した石巻小の校門は1917(大正6)年の建築で、正門と副門の4本の白御影石からなり、校庭に入ると右手の奥の方に遊具がありました。

 写真で、子どもたちが集う遊具は「遊動円木」です。近くのジャングルジムと滑り台、正面校舎前の鉄棒などが思い出されます。

 遊動円木は、今は見掛けなくなりました。太い丸太の両端を、支柱に固定した鎖で、地面スレスレに水平につり下げた遊具で、前後に揺すってブランコのように乗って楽しみます。

 尻を乗せる丸太は太く、大勢の子どもが一度に乗れます。円木にはつかまる所がなく、大きく揺すると低学年の児童にはバランスをとって落下しないようにすることが難しく、乗りこなす上級生を羨望(せんぼう)の目で見ていたものです。

 遊具は、ある日突然、取り外されて無くなることがありました。定期的に点検整備されていたのでしょうか。

 遊動円木の後方にあるのは、当時、新築間もない石巻市公民館で、2階非常口から外階段が延びています。

 同公民館は1947(昭和22)年の国の通達に基づき同年6月、大町通りの観慶丸商店2階を借り上げて開館。49(昭和24)年6月に旧石巻町役場跡の八津沢(現八つ沢公園)に木造モルタル2階建て、県内初の独立公民館として新築開館しました。

 石巻小OBの筆者は下校時に立ち寄り、各種展示会などを見学しました。靴履きのままで館内を歩き回れた思い出あふれる公民館です。(郷土史家・辺見清二)


※米軍医が撮った1951、石巻地方<5> 金毘羅通り
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/02/20180211t13007.htm


<情報をお寄せください>
 掲載された写真は、撮影者の長男アラン・バトラー氏のウェブサイト「Miyagi 1951」で閲覧できます。https://www.miyagi1951.com/
 写真に関する情報は辺見氏 090(4317)7706 にお寄せください。


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