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2018.02.17

ブランドカキ「ヤマトナデシコ」商標登録 宮城水産高、研究2年

商標登録された「ヤマトナデシコ」と登録証を手にする平塚さん(右)と杉山さん

 宮城水産高海洋総合科生物環境類型3年のブランドカキ班が開発したマガキ「ヤマトナデシコ」が、特許庁に商標登録された。

 2年越しでカキのブランド化を成功させた生徒たちは「イメージしていた名前で商標が取れてよかった」と喜んでいる。

 登録商品は、同校が養殖したマガキで、加工前の生きているものに限る。卵を持つ前に収穫するため、産卵経験のない「バージンオイスター」として、清らかで淡いイメージの「ヤマトナデシコ」と名付けた。種付けから1年足らずで収穫できる回転の速さや、甘くフレッシュな味わいが売りだ。

 特許庁に昨年10月13日、商標登録を申請。審査を経て今年1月12日に認められた。登録期間は同日から10年間。

 宮城水産高は、2016年度にカキのブランド化に向けた研究を開始。年度内に2回試食会を開き、好評を得た。17年度は、昨年6月に種カキをロープに挟み、今年2月に約600個を収穫した。生徒たちは2カ月に1度水揚げし、付着物の除去やホタテ養殖に多用される耳つり方式への転換といった作業に当たってきた。

 同校は今月下旬、仙台市青葉区の飲食店「オストラ・デ・オーレ」で300個限定で販売する(価格は未定)。

 18年度は養殖するカキの個数を大幅に増やし、2000個の収穫を目指す。

 ブランドカキ班の平塚梨花さん(18)と杉山紗恵さん(18)は「さっぱりとした味で食べやすいカキ。ヤマトナデシコと言えば宮水という感じで、みんなに浸透したらうれしい」と、知名度アップに期待を寄せている。

 水産みやぎの未来を担う高校生たちの意欲的な取り組みが、関係機関や漁業者の注目を集めそうだ。


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「石巻市創業ビジネスグランプリ表彰(2017.02.08)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/02/20170208t13011.htm


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