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2018.02.13

努力実る 石巻工高電気情報科、第2種電気工事士合格者2倍に

練習で培った電気配線の技術を確認する生徒たち

 電気配線の技術者を目指すための国家資格「第2種電気工事士」の試験で、石巻工高電気情報科から例年の約2倍に当たる48人が合格した。本年度、合否の判定基準が改定され、技能試験で欠陥が一つでもあれば不合格になるなど難易度が増したにもかかわらず、同校の受験生の合格率は80%に上った。

 小規模建築物での電気配線ができる第2種電気工事士の試験は、筆記の突破者だけが技能を受験できる。例年、同校の合格者数は二十数人だが、今年は受験した1・2年生60人の8割が晴れて技能試験も突破した。

 資格取得の指導に実績のある森豊教諭(45)が昨年4月に赴任したことも合格者数を引き上げた要因の一つ。勉強会が夏休み前に始まり、生徒たちは部活動と両立させながらほぼ毎日励んだ。

 筆記試験対策は、重点を絞って基礎を固めてから、過去問題の復習を繰り返した。技能試験対策では、電気情報科の教諭が協力し、生徒一人一人を満遍なくカバーするよう努めた。練習で使う工具は20セットほどしかなかったが、登米総合産業高と古川工業高から借りて補った。

 2年相沢里穂さん(17)は「1年生のときは、理解不足のまま技能試験に臨んでしまった。今回は基礎をしっかり押さえたので、余裕を持って終えることができたし、手応えもあった」と語った。

 森教諭は「生徒の頑張りがあってこその結果」とたたえ、「来年度は技能試験まで進んだ子を全員合格させてあげたい」と意気込んでいる。


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