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2018.02.11

宮城丸航海日誌〜宮水生たちの奮闘<3> 漁場へ 凪の中を出港

見送りを受け、太平洋の大海原に向け出港した

 2月5日、船内ではようやくインフルエンザによる発熱者が出なくなり、一時帰宅していた実習生も全員帰船。再度石巻工業港に停泊していた宮城丸は給水の後、正午すぎに漁場へ向け出港となりました。

 出港式の時の盛大なものとは違い、十数人ほどの見送りでしたが、同じように激励や別れのあいさつを交わし、いよいよ太平洋の大海原へと旅立ちます。

 出港後は、真冬の海とは思えないぐらい凪(なぎ)が良く、船はスムーズに航行していきます。岸壁を離れ、港外へ出たところで食堂兼教室に戻り、航海中の生活と注意事項などを確認した後、夕食まで自由時間にしました。

 実習生の一部は船内の窓際に寄り、電波が届く限りスマートフォンの操作をしています。本来であれば航海が始まり、気持ちを実習に集中させるためスマホの操作を注意したいところですが、数時間経過すれば完全に使用できなくなるため、ここは大目に見ます。

 他の実習生は部屋で休んだり、数人でカードゲームを行ったり、読書をしたりとそれぞれの時間を過ごしていました。

 夕食の時間となり、この日のメニューはボリューム満点のとんかつでした。食事の前にも健康観察を行うのですが、数人の生徒の表情がさえず、この凪の中でも船酔いをしていました。しかし、全く食事を取ることのできない実習生はおらず、気分が悪いながらも口にする姿が見られました。

 食事の後は日直が食堂の清掃を行い、その終了を見計らって運動部に所属する実習生数人が食堂に集まり、筋力トレーニングを行っています。船内は当然ながら動ける範囲が狭いため、あっという間に筋力と体力が落ちてしまいます。乗船初日から毎日欠かさず続けており、実習が終わり部活に復帰した際、少しでも乗船前と変わらず活動できるよう妥協せずに頑張っている姿はさすが宮水健児といったところです。

 この日は出港初日ということもあり、冗談なのか本気なのか「もしものときのために」と、船酔い対策用にエチケット袋をかぶせたバケツを用意してトレーニングを行っていたのが印象的でした。


※宮城丸航海日誌〜宮水生たちの奮闘<2> 進水式の迫力に感動
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2018/02/20180204t13008.htm


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