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2018.01.23

石巻・北上観光物産交流センター、待望のオープン 来月11日

2月11日に開業する石巻市北上観光物産交流センター

 石巻市が、東日本大震災で被災した北上地区十三浜に建設した「市北上観光物産交流センター」が2月11日に開業する。

 北上地区では震災後初となる、プレハブではない公共施設の誕生に、観光復興の先導役としての期待は大きい。環境省が4月開業予定で隣地に整備を進める自然体験施設「川のビジターセンター」の併設施設として機能し、イベントを通じて連携するなど相乗効果のある手法を探りながら観光客の誘致を図る。

 昨年末完成した北上観光物産交流センターは木造平屋で、延べ床面積92.8平方メートル。国道398号沿いの旧吉浜小や旧北上総合支所敷地など、約3メートルかさ上げした土地に建つ。総事業費は約4200万円。

 一般社団法人石巻観光協会が管理と運営を担う。特産品の展示販売や観光案内、風景写真の展示などを行い、北上地区の魅力を発信する。

 石巻地区森林組合と農林中央金庫仙台支店から寄贈されたテーブルなどの木製品を活用するほか、買い物がてら休憩できる交流スペースも設けた。

 開業前に、7日正午から地域住民向けにプレオープンする。温かい甘酒を数量限定で振る舞う予定。

 11日はテープカットなどをした後、午後0時半に本格オープンする。200人分の赤飯とホタテ汁を用意して、来場者をもてなす。

 市北上総合支所は「今年は相川地区コミュニティセンターの完成や白浜海水浴場の本格オープンなど、(北上地区の復興が)大きく進展する年。南三陸町まで三陸自動車道が開通したことで交通量が大幅に減少したが、観光施設を点々とつくることで神割崎まで観光客の動線をつなげたい」と説明している。

 北上観光物産交流センターは当初、2017年4月の開業を目指していたが、事業用地の取得が滞ったことで工事に遅れが生じたため、開業が18年2月にずれ込んだ。

■川のビジターセンター
 環境省が自然体験を気軽に楽しんでもらう「フィールドミュージアム」事業の一環。北上地区の豊かな自然資源を活用してさまざまな体験プログラムを実施し、自然に親しむ機会を提供する。敷地面積約4万8000平方メートル。芝生広場、園路、森林、湿地などを整備。センターは木造平屋で、建築面積約600平方メートル。


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