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2018.01.11

学力向上へ 夏休み短縮し授業日数増やす 東松島市教委

 東松島市教委は児童生徒の学力向上を図るため、2018年度から小中学校の夏休みを5日間程度短縮し、授業日数を増やす方針だ。

 29日開催の渥美巌市長、工藤昌明教育長、4人の教育委員で構成する総合教育会議、定例教育委員会、学校管理規則の改正などの手続きを経て、正式決定する。県内の自治体では初の試みという。

 児童生徒の学力向上対策は、数年前からの懸案事項で、昨年4月の市長選で渥美市長が掲げていた公約の一つでもある。国、県平均を下回る全国学力テストの結果について、議会でも対応策などが取り上げられていた。

 そんな中、渥美市長は昨年6月、総合教育会議で、夏休みの短縮を提案。市教委は、校長会などで短縮期間の日数などについて協議してきた。

 工藤教育長は「市長の考えを真摯(しんし)に受け止め、前向きに検討してきた。子どもたちがしっかり勉強をしようという機運を盛り上げていきたい」と話している。夏休みの短縮について、工藤教育長は幼稚園も含めて実施したい意向だ。校長会ではおおむね了承を得ており「授業日数を確保することで何とか成果につなげたい」としている。

 市教委は、14年度に市内の若手教職員を対象にした「教師塾」を開講するなどして、児童生徒の学力向上に努めてきた。学力低下に影響するといわれるスマートフォンや携帯電話の夜間使用に対し、適切に使用するよう保護者に啓発するなど、基本的生活習慣の確立につながるよう指導してきた。

 市教委によると、学校週5日制がスタートする前は年間240日の授業日数だったが、現在は200日程度に減少している。5日間で30時間の授業が確保できるという。


※関連記事
「授業力向上へ研修 東松島市教委、『教師塾』スタート(2014.05.10)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2014/05/20140510t13011.htm


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