NEWS 石巻かほく

このエントリーをはてなブックマークに追加
2017.12.07

師走点描・石巻地方/セリ収穫最盛期 身を切る寒さこらえ作業

冷たさを増す水に漬かり、セリを収穫する高橋さん(右)ら=石巻市相野谷

 正月の雑煮や、ブームとなっている「せり鍋」に欠かすことのできない食材のセリ。生産が盛んな石巻市河北地区で、収穫が最盛期を迎えつつある。厳しい寒さの中で、生産者は作業に励んでいる。

 セリ農家の高橋正夫さん(70)は、相野谷の約20アールのセリ田で10月上旬に収穫を始めた。

 うっすらと雪化粧した6日は、丹精込めたセリが傷まないよう、霜が解けた午前9時半ごろから作業に従事した。身を切るような寒さの中、腰まで水に漬かり30〜40センチに成長したセリを水中で揺らし、根に付いた泥を丁寧に落としていった。

 高橋さんは「今年は平年並み。せり鍋や雑煮はもちろん、天ぷらやサラダもおいしい。旬の味を楽しんでほしい」と話した。

 生産したセリは地元のほか、秋田県などに出荷する。河北地区のセリの収穫は来年3月末まで行われる。

 いしのまき農協河北営農センターによると、セリは10月の台風の影響で収量が減少している一方で、せり鍋のブームにより需要が拡大したことで値段が例年より高くなっているという。


スポンサーリンク

ページの先頭に戻る