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2017.12.07

東松島・鳴瀬未来中の新校舎完成 豊かな森と一体感 見学会10日

鳴瀬未来中の新校舎。木造の雰囲気を感じるようなデザインが特徴

 東日本大震災で被災した東松島市の鳴瀬一中と鳴瀬二中が統合し、2013年4月に開校した鳴瀬未来中(生徒235人)の新校舎が、同市野蒜中下地区に完成した。野蒜北部丘陵地区から1キロほど離れた山あいに建設され、周囲に豊かな森が広がる。

 旧鳴瀬一中校舎で学校生活を送ってきた生徒たちは、3学期が始まる来年1月9日から新校舎で新たな歴史を築いていく。

 見学会が10日、午前10時から午後2時まで開かれる。

 新校舎は15年12月に着工した。総事業費は約39億8000万円で、3万2886平方メートルの敷地に防音性能を確保した鉄筋コンクリート一部4階の建物(延べ床面積4930平方メートル)を整備。外観、内装は木造の雰囲気を感じるようなデザインに仕上げた。

 2階に校長室や職員室、保健室、技術室、美術室、3階はパソコン室、図書室、理科室、3年生教室、4階は生徒会室や1、2年生教室などで、自然環境を取り入れた複合的な学習空間を確保した。

 屋内運動場(講堂)は1450平方メートル。天井が約13メートルと高く、さまざまなスポーツができる多機能空間とし、武道場、プール、多目的ホール、地域ラウンジなどを設けた。

 通学距離が長くなるため、市は生徒の安全対策として、市道台前・亀岡線を起点に新校舎までの数百メートルの区間に発光ダイオード(LED)の防犯灯19基の設置を進めている。

 震災で、野蒜南余景にあった旧鳴瀬二中は全壊し、旧鳴瀬一中に間借りした後、13年度に統合。震災などを踏まえ、現地で新校舎の整備が進められた。

 鳴瀬未来中は15年度、県内の中学校では初めてコミュニティ・スクールを導入。「地域とともにある学校」を目指し、学校、保護者、地域住民が知恵を出し合い学校運営に携わり、子どもたちの豊かな成長を支えている。

 現校舎講堂でのお別れ式が19日、新校舎での入校式が26日にそれぞれ行われる。落成式は来年1月8日。


※関連記事
「コミュニティ・スクール導入、東松島で広がり 地域と共に(2017.10.17)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/10/20171017t13013.htm
「新たな一歩 石巻地方に新校舎誕生/東松島市、女川町(2017.01.01)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/01/20170101t13012.htm


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