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2017.12.07

新事業、地域おこしレンタカー 買い物すると代金一部返還 石巻

初日に利用希望者があった「石巻地域おこしレンタカー」事業

 一般社団法人「日本カーシェアリング協会」(石巻市駅前北通り1丁目)は、「石巻地域おこしレンタカー」事業を始めた。東日本大震災で被災し、人口が減少した石巻市の牡鹿、雄勝、北上の3地区の協力店で買い物をすると、レンタカーの利用代金の一部を返還するユニークな仕組み。

 協会は「3地区に観光客が増える足掛かりとしたい」と意気込む。

 協力店は、カーシェアリング協会の呼び掛けに応じた石巻市の牡鹿、雄勝、北上にある計24の飲食店や宿泊施設など。

 利用者は、1店舗で1000円以上の買い物をして、車の返却時に店の押印があるスタンプカードを提示すれば、レンタカーの利用代金が500円返還される。最大4店舗での利用が可能で、返金額の上限は2000円となる。

 初日の2日には早速、事業の利用希望者があった。東京都目黒区の会社員日方里砂さん(34)は、震災の復興ボランティアとして3年半ほど北上地区で活動を展開。北上地区の復興状況を確認するため、2日間の車のレンタルを申し込んだ。「協力店でぜひ買い物をしたい。キャッシュバック分のお金で、石巻のおいしい海鮮丼を食べようかな」と笑顔で語った。

 事業を担う協会の石渡賢大さん(27)は、石巻市が委嘱した「地域おこし協力隊」の第1号でもある。「事業は、3地区に足を運んでもらうきっかけづくりとなる。今後は協力店を増やすなど、利用者の拡大に努めたい」と話している。

 協会は2013年、支援者から譲り受けた車を活用してレンタカー事業を開始した。

 現在は、震災など東北であった災害の復興ボランティア経験者であることが活動写真などで確認できれば利用代金が半額になる制度も、展開している。この制度を利用すると、復興ボランティア経験者が軽自動車をレンタルの最短時間である6時間借りた場合、本来なら1890円かかる料金は、事業の返金制度により実質無料とすることも可能だ。


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「定住促進 石巻市、『地域おこし協力隊』制度活用 6人募集(2017.02.18)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/02/20170218t13010.htm


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