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2017.11.23

被災6年半の暮らし 記録映画「まだ見ぬまちへ」、石巻で上映

映画「まだ見ぬまちへ〜」上映会。石巻市門脇・南浜・雲雀野地区のコミュニティー再生の歩みをたどった長編ドキュメンタリー

 東日本大震災で被災した石巻市門脇・南浜・雲雀野地区を6年半にわたって撮影した長編ドキュメンタリー映画「まだ見ぬまちへ〜石巻・小さなコミュニティの物語」の上映会が18、19の両日、石巻市千石町の石巻河北ビル1階かほくホールで開かれた。

 観賞者は、支え合って生きてきた姿を感慨深げに見入っていた。

 映画製作関係者で組織する「いしのまき震災と地域再生・未来を語り広める会」が主催した。全国上映予定は来年3月以降だが、撮影地であることから先行上映された。

 監督は、旧門脇小の記録映画2部作「津波のあとの時間割」「3月11日を生きて」を手掛けた青池憲司さん(75)。

 3作目の「まだ見ぬまちへ〜」は、「人とコミュニティーの再生」がテーマ。震災直後から支え合って暮らしてきた人たちが、新たなコミュニティーを創り出すまでを記録した。上映時間は2時間25分。

 初日の昼の部には、地域住民ら約40人が訪れた。上映会に先立ち、早稲田大理工学術院の佐藤滋教授が「青池映画を理解するためには」と題して話した。

 上映が始まると、来場者は食い入るようにスクリーンを見詰め、笑みをこぼしたり、懐かしむ表情を浮かべたりしていた。

 青池監督は「小さなコミュニティーがどう出来上がっていくかが、まだ見ぬまちというタイトルにつながっている。そしてそれは私が見たいまちでもある。まだまだ石巻には関わっていきたい」と話していた。


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