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2017.11.14

「宮城オルレ」に奥松島コース 韓国が推奨 21日に協定調印

オルレの一部となる大高森登山口。13日も仙台市などから観光客が訪れていた

 県が設定を進める韓国版トレッキングコース「オルレ」に、東松島市宮戸地区の奥松島コースが選ばれ、韓国の関係機関から認定を受けることが決まった。

 気仙沼市唐桑町の唐桑コースと同時に2018年11月オープンし、「宮城オルレ」は大崎コースなども加え県全域で8コースを予定する。

 今月21日に、韓国済州(チェジュ)特別自治道西帰浦(ソギッポ)市(済州島)で所要の協定調印式があり、渥美巌市長や村井嘉浩知事らが出席する。

 オルレは済州島が発祥で、地域の文化や歴史、食などに触れながら、自然豊かな山道や路地を歩くのが特徴。

 東松島市は「特別名勝松島、県立自然公園松島に指定されるなど宮戸島の美しい景観と変化に富んだ地形が、オルレのコースに最適」と、認定機関の社団法人済州オルレへの申請に向け、準備を進めてきた。

 7月11日に韓国の調査団が現地を視察、9月14日に駐仙台韓国総領事館の梁(ヤン)・桂和(ケイファ)総領事がコースを見て回り、「眺めが素晴らしい。非常に良い場所だ」と高く評価していた。

 奥松島コースは、宮戸の復興再生多目的施設セルコホームあおみなを起終点とし、大高森などの景勝地を巡る全長約10キロ。所要時間は約4時間で、初心者向けだ。「縄文の古(いにしえ)から続く松島の原風景」をテーマに、縄文の歴史を感じつつ奥松島の景勝地を楽しみながら、ゆっくりと自分のペースで散策を楽しんでもらう。

 松島四大観の「壮観」と呼ばれ松島湾を一望できる大高森をはじめ、日本最大級のさとはま縄文の里史跡公園、蔵王連峰、松島湾、牡鹿半島まで眺めることができる稲ケ崎公園などの基本コースを設定した。

 国内で初めてオルレを整備した九州では、国内外から観光客が20万人(韓国からは14万人)を超え、波及効果が大きい。

 県、東松島市は恵まれた観光資源のPRに加え、韓国からのインバウンド(訪日外国人旅行者)の増加に期待を寄せる。

 県議時代からオルレの必要性を県に要望していた渥美市長は「観光の目玉になり、交流人口の増加が見込める。(仁川(インチョン)国際空港からの)仙台空港・直行便を最大限に生かし、積極的に誘客に努めていく」と話す。

 今後、県や関係機関と連携を図り、飲食や宿泊場所の提供や観光案内板の設置など受け皿の整備を進めていく方針だ。


※関連記事
河北新報:<オルレ>認定機関「唐桑の景色素晴らしい」(2017.07.13)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170713_13021.html


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