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2017.11.14

「ストップいじめ」が合言葉 石巻地区3中学校の活動紹介

「いじめをなくす共同宣言」が書かれたポスターを手にする生徒たち=蛇田中

Good Point Card にメッセージを書き込む生徒たち=稲井中

「ニーハオ」と元気にあいさつを交わす生徒たち=青葉中

 石巻市が定める「いじめ防止月間(11月)」を前に石巻市教委はこのほど、「Stopいじめ!石巻市子どもサミット」を開催し、中学生がいじめ防止に向けた取り組みを報告。趣向を凝らした取り組みが注目された。

 3中学校の実践例を紹介する。

■蛇田中 「いじめをなくす共同宣言」掲示

 蛇田中(生徒637人)は、いじめ根絶のスローガンが書かれた「いじめをなくす共同宣言」のポスターを、玄関と各教室に掲示している。

 スローガンは2011年に作製したが、これまであまり活用されてこなかった。そこで、いじめのない学校づくりを公約に掲げた3年阿部和生前会長(15)が先頭に立ち、改めて推し進めることにした。

 5月の生徒総会で全校生徒に周知したほか、各クラスでも学級委員がスローガンを説明した。

 阿部前会長は「自分の行いを振り返ることができ、いじめ根絶の機運が高まった」と実感している。

 同校では6月、会員制交流サイト(SNS)を使ったいじめなどを防ごうと、PTAでも宣誓文を制定した。生徒たちだけでなく、親の意識から変えていこうと取り組んでいる。


■稲井中 いいところ書き出し、認め合う

 稲井中(生徒157人)生徒会は「心で見よう 相手のことを」といういじめ撲滅のスローガンを掲げている。

 スローガンに関する取り組みとして「Good Point Card」が定着している。テーマに基づき、生徒同士でいいところを見つけ、模造紙にメッセージを書く活動だ。

 「文化祭で頑張っていた人へ」をテーマにしたカードには、「準備では○○さんが一番動いていた」といった文章があり、感心したことを素直に褒めている。

 生徒会長の2年桜井真歩さん(14)は「褒められるとうれしいからまた頑張ろうと思える。いいところも探すようになり、いい連鎖が起きている」と話す。

 活動を通して、生徒たちは互いに認め合い、友達のいいところをさまざまな角度から見つめられるようになってきたようだ。


■青葉中 あいさつで、1日のスタート明るく

 「おはようござるます」「ニーハオ」。さまざまな方言や言語のあいさつが飛び交うのは、青葉中(生徒249人)の玄関前。

 登校時に玄関前で行う従来のあいさつ運動を発展させた「あいさつ革命」が、昨年度始まった。

 方言や外国語のあいさつをすることで、1日のスタートを明るく元気に始められるように、との思いが込められている。

 1年時も生徒会執行部に所属していた2年山田真弘副会長(13)は「昨年度からの様子を見ていて、あいさつを笑顔で返す人が増えたような気がする。面白い活動なので楽しみにしている人も多い」と言う。

 一風変わったあいさつで楽しくコミュニケーションを図ることにより、いじめを生まない明るい学校づくりに一役買っている。


※関連記事
「『いじめは犯罪』 中学生、学校づくり考える 石巻でサミット(2017.08.24)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/08/20170824t13005.htm


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