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2017.10.27

旧観慶丸商店が来月再開館 常設展に毛利コレクション 石巻市

文化交流拠点として再開館する旧観慶丸商店

市民らでにぎわった石巻芸術文化祭・展示会=10月9日

 石巻市指定文化財の旧観慶丸商店(石巻市中央3丁目)が「文化の日」の11月3日、再開館する。常設展として毛利コレクションが一般公開されるほか、いけばな展と金華山灯台パネル展が同時開催され、再開館に花を添える。

 街中の文化施設として、いよいよ本格的に始動。市民の新たな文化交流拠点が、東日本大震災から復興に向かう石巻の街をさらに活気づける。

 3階建てで、うち1階が文化交流スペース、2階が常設展のある展示スペースとして使用される。

 再開館の目玉が、常設展となる毛利コレクション。南境貝塚の土器や土偶、化粧道具の油壺(つぼ)などが展示される。毛利コレクションは、同市住吉町出身の毛利総七郎(1888〜1975年)が、生涯を懸けて収集した考古学資料、民俗資料、美術工芸品などのこと。膨大なコレクションは世界的に有名だ。

 常設展ではその一部を紹介。展示替えしながら、市が誇る貴重な文化財を発信する。2階展示スペースで、3日午前10時半と午後2時半からの2回、解説も行われる。申し込み不要。

 再開館を飾る記念イベントの一つが、石巻地区華道協会のいけばな展。1階文化交流スペースを活用し、6日までの4日間開かれる。午前10時〜午後6時(4、6日は午後5時まで)。入場料300円。

 もう一つは金華山灯台パネル展(第二管区海上保安本部・宮城海上保安部主催)。13日まで2階展示スペースに、今年6月に国の登録有形文化財となった金華山灯台の歴史や震災による被災状況などの資料を展示する。開館時間は午前9時半〜午後5時。入場無料。

 再開館を記念し、2階和室と3階が特別公開される。3日午前10時、11時、午後2時、3時の4回に分けて案内する。各回10人程度。希望者は事前に市教委生涯学習課0225(95)1111に連絡する。

 生涯学習課は「文化交流スペースには既に次の利用申し込みが入っている。旧観慶丸商店が震災後の街中に、文化的なにぎわいをもたらす役割を担えれば」と話す。

 石巻文化協会の石巻芸術文化祭展示会理事・阿部和枝さんは「今月7日から9日まで、特別に再開館前に展示会場として借りたが、文化関係者らに好評だった。商店の人たちにも活気が生まれたと喜ばれた。文化交流の場として活用していきたい」と語った。


■旧観慶丸商店

 原則として開館時間は午前9時〜午後5時(文化交流スペースでの催事は午後9時まで延長可能)。休館日は火曜(祝日を除く)。入館料無料。

 文化交流スペースの使用料は1時間当たり500円、1日当たり5000円。

 連絡先は市教委生涯学習課0225(95)1111。


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