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2017.10.12

デンマーク皇太子が6年ぶり東松島訪問 震災以来、継続支援

児童たちと笑顔で記念写真に納まる皇太子

震災復興モニュメントに花を供え、犠牲者の冥福を祈る皇太子

 東日本大震災以来、東松島市に物心両面で支援を続けているデンマーク王国のフレデリック皇太子が10日、同市を訪れた。

 6年4カ月ぶりの来訪となる皇太子は、鳴瀬桜華小、野蒜市民センター、旧野蒜駅周辺で整備を進める東日本大震災復興祈念公園を視察し、児童や市民と交流を深めるなどして被災者を励ました。

 鳴瀬桜華小体育館では、6年生36人とサッカーのミニゲームに興じた。3試合に参加し、ハッスルプレーを披露、周囲を沸かせた。

 一緒にプレーした星山登生(とうい)君(11)は「格好良くてサッカーもすごくうまかった。楽しい時間を過ごせて思い出になりました」と感想を語った。

 児童との記念撮影に応じた皇太子は「戻って来られてうれしい。スポーツは心を通わせることができる。いろいろなスポーツにチャレンジしてください」と児童を激励した。

 この日、市内の小学校や保育所などではクロワッサン、豚肉のベシャメルソース、ビクセメズなどのデンマークにちなんだ給食が振る舞われ、子どもたちを喜ばせた。

 祈念公園では、11月5日に完成予定の震災復興モニュメントに、白いダリアや菊、アジサイなどの花を供え、犠牲者の冥福を祈った。

 震災復興伝承館も熱心に見学。市職員や市民らを前に「素晴らしい日でした。温かい歓迎に感謝申し上げたい」とあいさつ。「復興に向かって着実に進んでいることに感激している。皆さんは立派だったと思う」と、市職員や市民の頑張りをたたえた。

 今年は、日本とデンマークの外交関係樹立150周年に当たり、日本の皇太子が6月に首都コペンハーゲンで女王らと交流を深めた。駐日、臨時両大使も皇太子に対するお礼などを兼ね、東松島市の復旧・復興状況の確認のため視察に訪れた。

 フレデリック皇太子は2011年6月、仮設住宅、赤井南保育所、旧浜市小などを慰問し、市民を元気づけた。企業からの寄付金も贈呈。市は「デンマーク友好子ども基金」として、健全育成に活用している。


※関連記事
「東松島にデンマーク皇太子 支援継続を約束(2011.06.15)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/archives/2011/06/i/110615i-denmark.html
「デンマーク大使、東松島市を表敬訪問 復興の状況視察(2017.07.01)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/07/20170701t13002.htm


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