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2017.09.12

リボーンアート・フェス閉幕 51日間の感動、祭りで締め 石巻

やぐらを囲み、曲に合わせて踊る来場者たち

 石巻市の牡鹿半島を主な舞台とした総合祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)2017」は10日、7月22日から51日間の会期を終え閉幕した。現代アート・食・音楽で、東日本大震災からの再生を後押しし、未来への希望を体感させた。

 この日、クロージングイベント「リボーンまつり」が石巻市中瀬公園で開かれ、大勢の人たちが創作の踊りを堪能するなどし、感動のフィナーレとなった。

 日が沈み、日中の暑さが和らいだ中瀬公園。RAFとの出合いに共鳴し、被災地で絆や交流を深めてきた人々や終幕行事を楽しもうという人たちが集まった。

 新盆踊り「リボーンおどり」の振り付けを担当したダンスカンパニー「コンドルズ」のメンバーが登場し、地域住民や観光客に直接指導した。参加者たちは、RAF実行委員長で音楽プロデューサーの小林武史さんが手掛けた曲に合わせ、周囲の人とハイタッチや軽快なステップを踏みながら踊りを満喫した。小林さんと歌手Salyuさんによる有料ライブもあった。

 蒸しホヤや鯨の竜田揚げなど、石巻地方の特産品を扱う屋台も並んだ。

 東松島市赤井の自営業吉田和寛さん(37)は「地元の人ほど楽しまなければいけない。踊りは思ったより分かりやすく、誰でも楽しめたと思う。Salyuさんの歌声がとてもきれいで感動した」と話した。

 小林さんは「雨の記憶が強烈に残っているが、地域の人から『やってよかった』と言われたことがうれしかった。個人的には2020年東京五輪の前にもう一度開催できたら」と振り返った。

 石巻市の亀山紘市長は「全国から大勢の人たちが訪れてくれてありがたい。今年だけではなく、継続していくことが復興の後押しになる」と述べた。


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