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2017.09.12

科学の楽しさを知って、石巻市教委が巡回教室 飯野川小で開催

分子の模型を作る児童たち

 石巻市教育委員会は、科学的な思考能力を育成する「サイエンスラボ」と、学ぶ楽しさや知る喜びを実感する「まちなか実験室」を組み合わせた科学教室を開いている。

 子どもたちは座学や実験を通して、科学の不思議や面白さを学び取っている。

 5日は、飯野川小(児童182人)で開かれ、4年生33人が参加した。

 理科免許を持つ元教員らで構成する「サイエンスラボ」のスタッフ2人と、科学の授業を研究する教員らのグループ「石巻仮説サークル」のメンバー2人が講師となり、「もしも原子が見えたなら」という題で授業を展開した。

 プリント学習では、原子と分子のイラストに色を塗ったり、模型や映像を見たりして、空気は目に見えない分子でできていることを学んだ。この後、カッターで切った発泡スチロールの原子を組み合わせ、分子の模型作りに取り組んだ。二酸化炭素は二つの酸素と一つの炭素からなるといった原子の結び付きを制作作業を通して理解した。

 千葉大斗君(10)は「空気の分子が手に取れたら面白い。丸以外の原子もあるのか知りたい」と関心を示していた。

 佐藤美羽さん(10)は「いろんな原子があって面白かった。目には見えないけれど、地球上の全てのものは原子でできていると知って不思議だった」と話した。

 小中学生の理科離れが叫ばれる中、2015年度の全国学力テストで、市の理科の平均正答率は小中とも県平均を下回っている。

 サイエンスラボのサイエンススーパーバイザー湯目隆之さん(61)は「授業を通して科学の楽しさを知ってもらい、関心の幅を広げてほしい」と期待していた。

 教室は、委託団体の意向により実施されており、次回の開催校は未定。


※関連記事
「理科離れにストップ 石巻市教委、新年度からサイエンスラボ着手(2016.01.04)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2016/01/20160104t13008.htm


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