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2017.08.29

G・Cサミットに東北から石巻高生2人参加 米国の高校生と交流

G・Cサミットを振り返る茄子川さん(左)と高橋さん

 インターネットを通じて日米の高校生が交流する「グローバル・クラスメート(G・C)」に、昨年度取り組んだ石巻高の生徒2人がこの夏、渡米。現地の高校生とさまざまなプログラムに挑戦する「G・Cサミット」に参加した。同世代の米国の高校生と言語の違いを超えて理解し合い、日米友好の「懸け橋」として友情を育んだ。

 初開催のG・Cサミットには、2016年9月〜17年2月、G・Cに参加した日米計50校、約1350人の高校生の中から選ばれた生徒12人(日本6人)が参加した。オンライン交流でコミュニケーション能力や英語力を育み、他文化への理解を深めた。

 日本の高校生のうち、東北から選抜されたのは石高生2人のみ。茄子川佳奈さん(18)=3年=と高橋諒さん(18)=同=で、茄子川さんは1年時と2年時、高橋さんは2年時にG・Cに参加している。

 2人は7月26、27の両日、東京で事前アクティビティに参加し、28日に日本をたった。

 ワシントンでは、現地の高校生と1週間、共同生活を送りながら、外交官ら世界で活躍するリーダー18人と対面したり、国務省や米議会を巡ったりして国際社会や日米の友好関係などへの理解を深めた。

 1週間の集大成として、「日本と米国の将来の人的なつながりをいかに強化していけるか」をテーマにプレゼンテーションも実施した。「両国の歴史や交流の変遷などをまとめた本を集めた図書館を設けることで、双方への理解が深まるはずだ」といった意見を英語で発表した。

 茄子川さんは「つたない英語でも、どう表現すれば伝わるのか考えながら臨めた。理解しようと互いに歩み寄ることで思いやりも学べた。米国の高校生の吸収しようという積極的な姿勢を見習いたい」と振り返った。

 高橋さんは「言語の違いはあるが、交流を深めることで外国人に対する固定観念が覆った。今回の経験で国際関係の仕事に興味が湧いた。もっと米国で日本のことを広めたいと思うようになった」と語り、進路選択に大きな影響を与えたようだ。

■グローバル・クラスメート(G・C)
 日本語を学ぶ米国の高校生と、英語を学ぶ日本の高校生を対象としたオンライン文化言語交流プログラム。米国NPO法人「Kizuna Across Cultures」が運営している。
 半年間ウェブサイト上でやりとりし、相手国の文化を理解しながら英語力を身に付けるシステム。やりとりはチャットが主だが、動画を制作してビデオメッセージとして送付したり、テレビ電話でコミュニケーションを図ったりする。
 石巻高は、G・Cがスタートした2012年度から継続して取り組んでいる。

◇Global Classmatesについて | Kizuna Across Cultures (KAC)
http://kacultures.org/global-classmates


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