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2017.08.27

新校舎に感慨新た 雄勝小中の併設校、地域住民交え落成式

新校舎の完成を祝い、テープカットする関係者

 石巻市雄勝小(児童20人)と雄勝中(生徒21人)を併設する新校舎が雄勝町大浜地区に完成し、26日、現地で落成式が行われた。この日を待ちわびていた児童生徒や保護者、地域住民ら約300人が集い、復興のシンボルとなる新しい学びやの完成を祝い合った。

 多目的ホールであった式典で、亀山紘市長は「ますます勉学やスポーツに励み、地域や石巻の復興をけん引していってほしい」とあいさつした。

 施設の概要が説明された後、菅原美樹校長は「大震災の津波で雄勝の地を追われ、間借りやプレハブ校舎で過ごしてきたが、ようやく自分たちの学校と言える場ができた」と語った。

 さらに、ステージの奥に見える雄勝湾を指さし「私たちはこの雄勝の海や山といった大自然に抱かれながら教育を行っていく。子どもたちの笑顔や元気な姿を『復興の光』、『雄勝の風』として発信していきたい」と力を込めた。

 児童生徒を代表し、雄勝小6年渡辺遥人君(11)が「僕は雄勝が大好きです。雄勝の未来を変える1番の近道は、僕たちの成長だと思います。新しい校舎でよく学んで遊び、一生懸命頑張ります」と話し、雄勝中3年大槻龍央さん(14)=生徒会長=は「新校舎で初めて学ぶ生徒であることに誇りを持ち、末永く古里雄勝の魅力を伝えていきたい」と抱負を述べた。

 校歌斉唱や関係者によるテープカットの後、昨年度制作した雄勝石の壁画「雄勝石絵」の除幕式があり、雄勝の風景や灯台が描かれたモニュメントがお披露目された。

 新校舎は、木造2階で1階に小学校、2階に中学校が入る普通教室棟(延べ床面積約950平方メートル)と、鉄筋コンクリート一部鉄骨造り3階の管理・特別教室棟(同約3000平方メートル)から成る。敷地面積は約3万平方メートルで、総事業費は約34億1000万円。校舎外壁の一部には地元特産の雄勝石のスレートを使用したほか、高低差のある地形のため、3階が正面玄関という珍しい造りになっている。


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「雄勝小中、新校舎で2学期スタート あす落成・施設見学会(2017.08.25)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/08/20170825t13002.htm


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