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2017.08.13

記憶の手帖・写真で見る古里(61) 女川みなと祭り

海上獅子舞で、満艦飾で女川湾内を巡る漁船。船上では獅子が存在を誇示するように舞い踊った=女川町役場提供

コガ漕ぎレースで、櫓(ろ)の扱いに四苦八苦しながら前進する出場チーム=女川町役場提供

 東日本大震災まで、女川町の夏を彩った女川みなと祭りから2大名物とも言える「海上獅子舞」「コガ漕(こ)ぎレース」の写真を、女川町役場からお借りした。どちらも2006年7月30日の風景。

 上の写真は、大漁旗で着飾った漁船が十数隻繰り出し、女川湾内を巡る海上獅子舞。なびく旗の重さで船体も傾かんばかりだ。各船上では地区に伝わる獅子舞の披露があり、おはやしと獅子が2時間にわたり汗だくの演技を見せた。

 下の写真は、直径1.8メートルほどのたるを3人でこぎ、往復100メートルのタイムを競う、コガ漕ぎレース。こぎ手の息が合わないとコースを外れたり、人が転落したりして大変なことになる。汗と笑いに包まれる楽しいプログラムだった。

 この年は女川町の町制施行80周年、みなと祭り50回に当たり、力の入りようも例年以上。町の離島・出島に由来する海上自衛隊の掃海艇「いずしま」(510トン)が来港し船内を公開したほか、夜は前年より多い4500発の海上花火で節目を祝った。

 祭りは毎年7月最後の土・日曜開催が恒例で、ギンザケつかみ取り、ストリートパフォーマンス(仮装パレード)などユニークな行事が多かったのも特徴。

 獅子舞は震災後、陸上の音楽イベント「我歴(がれき)stock in女川」に出演するなどしながら、各地区で守り継がれている。


■震災前の写真募集

 東日本大震災前の石巻地方を写した写真を募っています。

 送り先は〒986−0827石巻市千石町4の42 三陸河北新報社編集部。連絡先は0225(96)0321。
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※記憶の手帖・写真で見る古里(60) 石巻川開き祭りとスター
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/08/20170806t13010.htm


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