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2017.07.13

都市対抗野球>日本製紙石巻、選手紹介

キャッチボールをして調整する塚本投手

打撃練習で快音を響かせる井上選手

日本製紙の一員として大会に出場する補強3選手(左から西川選手、西村投手、田辺投手)

 「ROAD TO VICTORY〜覚悟を決めて」をスローガンに、2年ぶり4度目の都市対抗野球大会へ出場する日本製紙石巻硬式野球部。

 2013年のベスト8越え、悲願の初優勝を目指し、練習に汗を流してきた。今季は、経験豊富な選手をはじめ、新人や入社3、4年目の若い力が融合し、東北の強豪を破り出場を決めた。

<投打のキーマン>

 予選突破に大きく貢献し、成長が著しく、大会で活躍が期待される投打のキーマン2人を紹介する。

■塚本峻大投手/抜群の制球力持つ技巧派

 武器は抜群の制球力。141キロの直球をはじめ、スライダー、シュート、シンカーなどを操る技巧派として、今季の投手陣の中で中心となるまでに成長した。入社4年目のシーズンは、都市対抗野球の県大会決勝、東北大会決勝のマウンドを託され、打たせて取る投球内容で大役を果たした。

 「いつかは代表決定戦などの大舞台で投げたいと思っていた。結果が出て自信につながる」と笑みを見せる。昨年冬から「全てのボールのレベルアップ」をテーマに、ウエートトレーニングやフォームの修正に取り組み、試合終盤でも力を維持できるようになった。

 今季は宝利、古田ら年齢が近い投手陣と奮起しチームを支える。「主戦と呼ばれるまでには至っていないが、マウンドにいる時は自分が主戦だという意識でいる。仮に打ち込まれても後ろに他の投手がいるので安心して投げられる」と仲間への信頼を口にする。

 都市対抗野球は自身2回目。新人だった2014年に七十七銀行(仙台市)の補強選手として登板した。「東京ドームは初めてではない。過去の経験を生かしてチームを勝たせる投球で貢献する」と意気込む。


■井上信志外野手/積極的で力ある1番打者

 3年目の今季は、充実したシーズンを送っている。前田監督から積極性とパンチ力を買われ、春先から1番に定着。オープン戦から、初優勝したJABA東北大会の予選まで、4本の先頭打者本塁打を放つなど、チーム躍進の原動力になった。

 「自分に力があると分かったら相手は2番以降の打者も警戒してくれ、こちらが攻めやすくなる。練習から打席で迷うなどの消極的な姿勢は見せないように心掛けている」と話す。

 石巻市出身。仙台育英高、東北学院大で結果を残してきたが、地元に戻ってからは社会人のレベルの高さを痛感した。入社当時の監督からの勧めもあり、出場機会を求め内野手から外野手に転向。打順は下位打線だったが、徐々に才能が開花し、今ではチーム全体に勢いをもたらす存在として欠かせない。

 自身初の都市対抗野球大会について「今から何か新しい物を加えるつもりはない。コンディションを万全にして、持っている力の精度を高め思いきってプレーする」と言葉に力を込め、「石巻の出身者として全国に地域の名前が広まるように全力を出し切る」と試合を心待ちにしている。


<補強3選、手活躍誓う>

 都市対抗野球大会に出場する日本製紙石巻硬式野球部へ、仙台市のJR東日本東北と七十七銀行から合わせて3選手が「補強選手」として加わる。

 自チームの敗退に悔しさをにじませる3人は「呼んでくれた石巻のために全力を尽くす」と意気込んでいる。

 補強として迎えたのは、JR東日本東北の西村祐太投手(28)と西川元気内野手(27)、七十七銀行の田辺樹大投手(22)。6月30日から一緒に練習し、連携を深めている。

 西村投手は、左の主戦として活躍。都市対抗は今回で4年連続と経験豊富だ。多彩な変化球と制球力を駆使し、昨年はきらやか銀行(山形市)の補強でベスト16、2015年は自チームの8強に貢献した。

 「石巻はいい投手が多いので、声が掛からないだろうと思っていた。東京ドームは普段以上の力が発揮できる場所なので、先発、中継ぎ問わず出る機会があればしっかり仕事をしたい」と話す。

 西川選手は、左右どちらの投手にも対応できる両打ちの遊撃手。三塁、二塁も守ることもでき、長打力もあるため、JRでは中軸を任されている。石巻の補強選手には2回目。

 「石巻は年々投打の安定感が増し、チーム全体が明るい。13年の最高成績8強を越えて優勝することが使命だが、助っ人でも出場できる保証はないので、チーム内の競争を勝ち抜きたい」と闘志を燃やしている。

 田辺投手は今春入社した新人左腕。中央学院大4年生の時に、全日本大学野球選手権で準優勝した。最速144キロの直球とスライダーなどを武器に、七十七銀行では県大会、東北大会で中継ぎとして活躍した。

 ルーキーイヤーでの選出に「自チームではないが、光栄なこと。全力投球で勝利をつかみ、石巻に笑顔を届ける」と意気込んでいる。

 日本製紙は初戦、16日午前10時半からホンダ熊本と対戦する。


<日本製紙石巻硬式野球部メンバー>(名前、年齢、出身校。◎は主将、☆は補強選手)
監 督 前田 直樹(38)慶應大
投 手 相内 康佑(22)青森大
    澁谷 謙太(23)東北福祉大
    古田 恭平(23)日本体育大
    本多 修平(29)日本ウェルネススポーツ専門学校
    塚本 峻大(25)東北学院大
    米谷 真一(23)城西国際大
    西藤 昭太(26)道都大
    小原 大樹(22)慶應大
    宝利  亮(25)近畿大
    斉藤 侑馬(28)武蔵大
   ☆西村 祐太(28)桐蔭横浜大(JR東日本東北)
   ☆田辺 樹大(22)中央学院大(七十七銀行)
捕 手 益子  弦(22)福島大
    薄井 貴史(26)中央学院大
    狭間 圭太(29)創価大
    水野 隼翔(23)桐蔭横浜大
内野手 篠川 拓也(25)同志社大
    末武 雄貴(22)近畿大
   ◎中嶋 政弥(26)大阪学院大
    後藤 禎隆(29)岩手大
    橋本 優哉(23)桐蔭横浜大
    長谷川拓哉(28)函館大
    佐山 航平(20)湯本高
   ☆西川 元気(27)国士舘大(JR東日本東北)
外野手 井上 信志(25)東北学院大
    小野 悠介(26)東日本国際大
    浜田 正輝(29)創価大
    西藤 勇人(26)立教大
    浅沼 佑亮(23)東北福祉大
    家古谷翔太(28)横浜商科大
コーチ 川畑 依啓(32)早稲田大
    樋口 光輝(31)神奈川大
マネジャー 沖山 勇介(29)中央大


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