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2017.06.03

「若宮丸漂流」が小説に 石巻出身・大島幹雄さん、自費出版

若宮丸漂流を小説にした「我にナジェージダあり」

 石巻市出身のノンフィクション作家・大島幹雄さん(63)=横浜市=が、石巻の千石船・若宮丸に起きたことを小説にし、自費出版した。

 江戸時代にロシアに漂着し、日本人で初めて世界一周する形で帰国した若宮丸乗組員の物語で、タイトルは「我にナジェージダあり−石巻若宮丸漂流物語」。ナジェージダはロシア語で「希望」の意味がある。

 大島さんは石巻若宮丸漂流民の会事務局長であり、鎖国下にあった江戸時代に若宮丸漂流民が日ロ交流で果たした意義や役割を、積極的に顕彰してきた。

 この先人の偉業をさらに広く市民に知ってもらおうと、分かりやすく物語にしたのが「我にナジェージダあり」で、2012年4月〜13年8月に石巻日日新聞で連載。今回、1冊にまとめた。

 ノンフィクションしか書いたことがない大島さんにとって、これが初めての小説への挑戦だった。

 大島さんは「小説にすることで大胆な解釈を試みることができた。なぜ善六はあっさりと故郷に帰ることを諦め、ロシア人になろうとしたのかなど、文献史料だけでは解明できなかったことに、私なりに迫ってみた」と語る。

 定価1800円(+税)。200ページ。

 購入希望者は、氏名、送り先の住所、電話番号、希望部数を明記し、ファクス=045(773)4643か、eメール=IZJ00257@nifty.com=で申し込む。電話=090(2207)8185=でも受け付ける。冊子が届いてから1週間以内に振り込む。

 石巻市内はヤマト屋書店で取り扱っている。


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