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2017.05.02

津波の教え石 今秋完成目指し、荻浜中生がデザイン提案

新年度の初回授業で生徒たちに話をする城井さん

 東日本大震災で24人が犠牲になった石巻市荻浜地区で、津波の教訓を後世に伝える石碑を建立する「津波の教え石プロジェクト」が進められている。

 荻浜中の生徒たちが四つの班ごとに碑のデザインや文言、外構等を考案。荻浜地区住民の高台移転先(石巻市荻浜横浜山)に今秋の完成を目指している。

 津波の教え石は、荻浜支所の職員が震災の風化を防ごうと企画。昨年度から本格的に動きだし、礎に中学生のアイデアを生かそうと、荻浜中の生徒らが総合学習の一環でプロジェクトに参加している。

 新年度の初回授業が4月20日に同校であり、全校生徒12人のほか、青少年の健全育成などに取り組む「石巻広域ワイズメンズクラブ」のメンバーらが参加。昨年度までの活動を振り返り、本年度の大まかな動きを確認した。

 城井広邦さん(71)=東京むかでワイズメンズクラブ=は、昨年度四つのデザインを提案するまでに至った経緯を振り返り「一つの案に絞る予定だったが、他の三つの案もどうにか生かしたい。一人一人の思いを後世に残すため、オリジナリティーを大切にしつつ、いいものを目指そう」と生徒たちに語り掛けた。

 生徒会長の3年柳橋慶侍(けいじ)さん(14)は「地域の方々がよく目につく場所に建立されるので、見る度に『忘れてはいけない』と再確認できるよう、地域の象徴としての礎を目指したい」と語った。


※関連記事
「『津波の教え石』 荻浜中生4グループ、碑のデザインなど発表(2016.11.08)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2016/11/20161108t13012.htm


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