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2017.04.19

東松島市長選2017 3候補の決意と横顔

■古里や市民に恩返しを/渥美 巌氏(69) 元県議無新自民、民進・公明推薦

渥美巌氏 「県議22年間で培った政治経験や人脈を生かし、震災復興を加速させる」

 東日本大震災以降、県議会副議長、大震災復興調査特別委員長を務め、被災地の復旧復興に尽力したことから古里復興への思いは人一倍強い。

 人を大事にし、思いやりのある人柄が魅力。政治家になる前は野球を通した青少年の健全育成に努め、円熟味を増した県議時代は若手衆院議員の指南役も務めた。信頼され、難題にも熟慮の末、意に沿う形で応えるのも身上だ。

 市長選への立候補は想定外だったが、後継を育てられなかった阿部秀保市長、村井嘉浩知事からの後押しを受け決断した。

 「任期途中での立候補は大きなためらいもあったが、お世話になった古里、市民の恩返しのために頑張ろうと思った。復興のモデル市を実現する」と語る。

 復興庁が廃止される2020年度末までの今後4年間が重要と位置付ける。「阿部市政を継承し、これまで以上に国、県の予算獲得に努める。市民ファーストの地方自治を推進する」と強調する。

 好きな言葉は「人事を尽くして天命を待つ」。趣味はスポーツ観戦。

(あつみ・いわお/1947年9月、東松島市生まれ。石巻商高卒。95年から県議連続6期。高校時代は軟式野球部主将で全国大会出場。石巻市赤井川前二で妻と2人で暮らす。)


■財源を確保しアイデア/五野井 敏夫氏(63) 元市議、無新

五野井敏夫氏 正義感が強い性格が政治の道を選択させた。20年ほど前に相次いだ旧矢本町での談合や入札価格漏えい事件などの不祥事がきっかけ。

 「市民の一人として正すのが筋だと思った」と振り返る。

 町議を含め5期連続当選。論客として活躍し、2011年7月から13年4月まで市議会議長を務め、復旧復興に注力した。阿部秀保市長の引退表明後、次期市政を担う決意を固め、昨年12月、最初に市長選に名乗りを上げた。

 「40年間の会計事務所勤務の経験から地域の経済状況は把握している」と強調。会計・財務のエキスパートを自認し、財源を確保した上でのさまざまなアイデアを打ち出す。

 「行財政改革の推進では公用車をリースし、残業代のない職員のフレックスタイムを考えている」。高齢化対策で健康寿命の延伸を図る特典付きの「マイレージ制度」を導入する。

 避難道路を整備して安全安心なまちづくりを進めるほか、「透明性の高い開かれた行政を推し進め、市民が主役となる政治を目指したい」と意欲を燃やす。

 好きな言葉は努力と「志高く腰低く」。趣味はスポーツ、読書。

(ごのい・としお/1953年8月、東松島市生まれ。東北学院大経済学部卒。県ボート協会会長、東北ボート連盟副会長。東松島市大曲筒場で母、妻らと8人で暮らす。I


■満足度高い行政推進/木村 清一氏(67) 元市議、無新

木村清一氏 「これからの東松島を考える時、新しい視点で将来を見据えたまちづくりが大切になる。実現に向けて全力で取り組みたい」

 3期12年続いた阿部市政の転換や「ポスト復興」の施策に期待する市民の受け皿を目指しアピールする。

 合併前の矢本町を含め35年に及ぶ行政経験と会社経営のノウハウを生かした即戦力が武器だ。前回(2013年)の市議選では初挑戦でトップ当選した。

 演説のうまさには定評があり、静かな口調でいつの間にか有権者を引き込む。「市役所は最大のサービス業でサービス施設。訪れる市民に職員がさわやかに声を掛け、満足度の高い行政を推進する」と決意を述べる。

 震災で市民は深く傷ついた。「心を大事にする政治」を掲げ、人に焦点を当てた政策に取り組む。心の復興や人口減少対策などを訴える。経済活動の推進や子育て支援、福祉サービスの充実にも全力を傾ける。

 市民との対話を重視し、組織に頼らない「市民党」の立場で激戦に臨む。

 好きな言葉は「春風応援・秋霜自戒」と「奢(おご)らず、侮らず」。趣味はゴルフ、音楽鑑賞。農作業を休めて深呼吸するのが健康法。

(きむら・せいいち/1950年1月、東松島市生まれ。小牛田農林高、県農業講習所卒。05年、市教委学習課参事・総務課付課長で退職。東松島市矢本鳥子で妻らと5人で暮らす。)


<遊説日程・19日>

■渥美巌陣営
▽選挙カー=牛網、浜市、根古、西福田、上下堤、大塩、小松、大曲、矢本
▽個人演説会=午後7時・矢本東市民センター

■五野井敏夫陣営
▽選挙カー=市内全域

■木村清一陣営
▽選挙カー=赤井、大塩、小野、新田、西福田、上下堤
▽個人演説会=午後7時・赤井市民センター、柳区北集会所、新東名集会所


※関連記事
「東松島市長選2017 三つどもえ戦スタート(2017.04.18)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2017/04/20170418t13004.htm


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