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2017.03.28

石巻・中心市街地再開発 中央2丁目4番に複合施設、5月着工

石巻市中央2丁目4番南地区の再開発事業で建設される複合施設の完成予想パース

 東日本大震災で被災した石巻市の中心市街地、中央2丁目4番南地区の再開発事業は、2019年3月の完成を目指して5月中旬に工事が始まる。

 地区内にある建物9棟を解体し、商業施設と住戸からなる地上12階の複合施設を建設。敷地内には広場も設け、にぎわいの創出を図る。三つの通りに面し、抜群の立地を生かした新しいまちづくりは、曲折を経ていよいよ本格化する。

 地権者らで組織する商業地活性化協議会が「優良建築物等整備事業(優建)」として進める。基本設計や実施設計、地盤調査などの費用が復興交付金の補助対象として認められた。総事業費は約32億円を見込む。

 整備計画概要によると、1800平方メートルの敷地に延べ床面積6900平方メートルの建物を建てる。免震構造を採用し、鉄筋コンクリートで高さは41メートル。地域のランドマークになるような外観デザインを目指すという。広場や沿道を緑化するなど環境に配慮する。

 1・2階は商業施設で、テナントと権利者分の計7店舗を予定。2階には多目的に使える展示室を設ける。3階から上は住宅(68戸)で、権利者分を除く66戸を分譲する。間取りは3LDKと4LDK(平均占有床面積76平方メートル)のタイプになり、ファミリー向けだという。

 津波避難ビルとしての役目も担い、2階に避難スペース、3階に防災備蓄倉庫を整備する。タワー型駐車場を建て敷地内を含めて68台分を確保する。

 協議会長の近藤末雄さん(68)は「子どもの声が聞こえ、便利さを感じ、誇りを持てるような街にしたい」と話していた。

 中央2丁目4番地区は当初、市街地再開発準備組合を設立して法定再開発事業として進めていたが、15年5月に地権者全員の合意に至らず解散。11月に5人による4番南地区商業地活性化協議会を設立して推進してきた。

 再開発事業はこのほか、立町2丁目4番地区、中央2丁目4番北地区でも計画されている。


※関連記事
「石巻・中心市街地再開発 中央2丁目4番も白紙 準備組合、解散(2015.05.28)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2015/05/20150528t13009.htm


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