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2017.03.18

皇后さま御歌碑、完成 優しいお気持ち刻む 女川駅前

御歌碑を眺める関係者たち

 皇后さまがJR石巻線の全線運行再開を詠まれた「御歌(みうた)」の石碑が完成し、17日、JR女川駅タクシープール近くの町有地で除幕式が行われた。この日は天皇、皇后両陛下が来町してちょうど1年。関係者約150人が出席し、完成の喜びを分かち合った。

  「春風も沿ひて走らむこの朝 女川駅を始発車いでぬ」

 建立したのは御歌碑と説明板、行幸啓碑の計3基。御歌碑は高さ140センチ、幅80センチの白御影石製で、皇后さまの御歌を金文字で刻んだ。

 御歌碑の両隣には、黒御影石製の行幸啓碑と説明板を設置。行幸啓碑は高さ160センチ、幅24センチで、天皇、皇后両陛下が来町したことを伝える文を彫った。説明板は高さ80センチ、幅約60センチ。チタン板に御歌碑建立の経緯を記した。

 昨年6月に実行委員会が発足し、建立の協賛金を募ったところ、町内外から個人(609件)、会社・団体(96件)合わせて約1100万円が集まった。デザインは、女川町出身のグラフィックデザイナー三宅哲さん(80)=千葉県在住=が担当。

 除幕式で、実行委会長の須田善明町長は「天皇、皇后両陛下には、震災からの日々を歩んできた私たちに本当に温かいねぎらいをいただいた。このことを後世にも伝えていきたいという思いが、碑の建立に至った」とあいさつ。

 須田町長や木村公雄町議会議長ら8人で幕を外し、出席者らは写真に収めるなどしながら碑を眺めていた。

 三宅さんは「皇后さまの優しいお気持ちを感じてもらい、(町民らには)これからの生活を元気に過ごしてもらえたら」と話した。


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