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2017.03.18

震災直後入学の児童卒業 石巻・北上小、3校統合も16人仲良く

ヨシの卒業証書を手に、笑顔を見せる卒業生たち

 石巻地方の多くの小学校で17日、卒業式があった。本年度の卒業生は、東日本大震災直後に入学した児童たちで、震災を乗り越え6年間で大きく成長し未来へと羽ばたいて行った。

 旧相川小と旧吉浜小、旧橋浦小の統合に伴い、2013年に橋浦小校舎に開校した石巻市北上小(児童88人)は、震災直後には別々の学校へ入学した児童16人が卒業を迎えた。

 式では、自分たちで刈った特産のヨシを紙すきして作った卒業証書が、一人一人に手渡された。

 新妻憲男校長は「古里北上について学んできた皆にふさわしい証書。これからも夢を持ち続け、かなえるための努力を続けてほしい」とはなむけの言葉を贈った。

 卒業生は、2年生までは段ボールで仕切って学習したり、時には3校の児童が一つの教室で一緒に活動するなど不便で落ち着かない学校生活を強いられた。

 全員が6年間の思い出を話す「旅立ちのことば」では、「3人の先生との学習には戸惑いもあった」「段ボールで仕切られた教室に不安もあった」「北上小になって仲間とも打ち解け、笑い合うことができた」と振り返った。

 保護者や教員、地域住民に向けて感謝を述べた後、卒業式向けの歌「桜ノ雨」や校歌を斉唱して、学校生活に別れを告げた。


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