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2017.03.17

石巻・新門脇地区、まちびらき 再興への門出祝う 19日

宅地造成や道路整備がほぼ終わり、生活再建の土台が出来上がった新門脇地区

 東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市の新門脇地区で、土地区画整理事業による宅地供給がほぼ完了したのに伴い、「かどのわき復興まちびらきイベント」が19日に開かれる。午前9時半から午後2時まで。

 主催は市と、かどのわき町内会。事業に関わった行政や事業者、地域住民らが集まり、再スタートを切る街の門出を祝う。

 イベントは、旧門脇小の南側に大型テントを設営して開催。午前9時20分、石巻日高見太鼓がオープニング演奏をした後に開式。テープカットや事業協力者表彰などがある。渡波獅子風流保存会や石巻広域消防音楽隊、かどのわき町内会による「石巻復興節」が華やかに盛り上げる。

 地震のメカニズムなどを科学実験で分かりやすく解説する、阿部清人さん(石巻市出身)の「防災エンスショー」がある。地元産の野菜や海産物を販売するコーナーや軽食の出店も多く並ぶ。

 主催者は、会場近くに200台分の駐車場を設けるが、混雑を予想しできるだけ相乗りを呼び掛けている。荒天の場合は、門脇東復興住宅集会所での開催か中止になることもある。

 土地区画整理事業の区域は23.7ヘクタールで、都市再生機構(UR)が市から受託し、2014年8月に着工した。高盛り土道路「南光湊線」(海抜3.5メートル)の内陸側に宅地を配置。地区内の東西2カ所に計4棟の復興公営住宅を建設した。

 計画戸数は一戸建て約250戸、復興公営住宅151戸で、約1070人が暮らせる街になる。総事業費は約85億円。宅地引き渡しは昨年3月に始まり、今年2月までに約9割の契約が済んだ。

 今後は下水管の敷設工事や排水ポンプ場用地の整備を進め、18年度末までの事業完了を見込んでいる。


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