NEWS 石巻かほく

このエントリーをはてなブックマークに追加
2017.03.17

被災文化財レスキュー 20日に公開シンポ 東北歴史博物館

東京芸術大学大学美術館で開かれた「いま、被災地から」(昨年5月17日〜6月26日)で展示された高橋英吉の木彫作品「海の三部作」。被災した石巻文化センターから救出され、現在、県美術館が保管している

 「被災した文化財を次世代に伝えるために」をテーマにした公開シンポジウムが、20日午後1時半〜3時半、東北歴史博物館3階講堂(多賀城市)で開かれる。県被災文化財等保全連絡会議(代表・鷹野光行東北歴史博物館長)が主催。

 同会議は、東日本大震災があった2011年の10月、石巻文化センターが所蔵していた高橋英吉の木彫作品など被災した県内の文化財保全に対応するため組織。各機関が協力・連携し、被災資料の救出や保存、修理、保管環境の整備、返却を目的に活動してきた。所期の一定の役割を終えたことから本年度末での解散が決まった。

 公開シンポジウムは、県の文化財レスキュー活動・成果を振り返り、その経験を今後に生かす道筋を考える場として企画した。

 初めに、連絡会議事務局長で東北歴史博物館学芸部長の古川一明氏が、連絡会議とその活動について報告する。

 続いて基調講演があり、東京大名誉教授(前文化庁長官)の青柳正規氏が「自然災害と文化遺産」の題で講演する。

 パネルディスカッションでは「宮城の被災文化財保全活動をふりかえる」をテーマに意見を交換する。パネリストは青柳氏、三上満良氏(県美術館副館長)、加藤幸治氏(東北学院大教授)、幡野寛治氏(気仙沼市教委生涯学習課主幹兼文化振興係長)、菅野達雄氏(亘理町教委生涯学習課文化財班長)の5氏。コーディネーターは連絡会議事務局で東北歴史博物館副主任研究員の小谷竜介氏。

 統括コメントは独立行政法人国立文化財機構、東京文化財研究保存科学研究センター長の岡田健氏。

 入場無料。事前申し込み不要。開場は午後1時から。

 連絡先は022(368)0106。


◇公開シンポジウム−被災した文化財を次世代に伝えるために | 東北歴史博物館
http://www.thm.pref.miyagi.jp/event/detail.php?data_id=890


スポンサーリンク

ページの先頭に戻る